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Web制作
Update: 2023/12/15

【項目別】Webサイトリニューアルに効果的な6つの施策

Webサイトは、企業の顔ともいえる重要な資産です。時代の変化やビジネスの成長に合わせて、サイトのリニューアルをおこなうことは、ビジネス戦略にもつながり、企業の売上に貢献するケースも多いでしょう。

  • Webサイトのリニューアルを考えている人
  • Webサイトからの売り上げや集客が減ってきた人
  • Webサイトのリニューアルをしたいがどこに依頼すれば良いかわからない

この記事では、サイトリニューアルが必要となる主なサイトの特徴と、効果的なリニューアルのタイミングについて解説します。

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サイトリニューアルの必要性について

そもそも、Webサイトをリニューアルする必要があるのでしょうか。まずここでは、サイトをリニューアルすることの必要性について解説します。

リニューアルが必要なサイト

リニューアルが必要となるサイトは、単純にサイトからの売上が落ちてきた、集客が頭打ちになってきているといった理由が多いです。

また、デザインが古くユーザーが新鮮さを感じられないサイトや、使い勝手が悪くナビゲーションに問題があるサイトなどもリニューアルの対象として挙げられます。

ひと昔前の印象を感じるようなデザインは、ユーザーが「新しい情報がなさそう」と感じるため、現代的なデザインへと変更する必要があります。機能性が低く使いにくいサイトにおいても、ユーザーの離脱を招き、滞在時間や回遊率の低下につながるため注意が必要です。

リニューアルが必要なタイミング

サイトリニューアルを検討すべきタイミングは、いくつか存在します。

たとえば、サイトの訪問者数やコンバージョン率が停滞または減少している場合や市場のトレンドや競合の動向に合わせて更新が必要なケースが挙げられます。訪問者数やコンバージョン率が低く、達成まで至っていない場合は、サイトそのものにも問題があると考えられるため、改善するためにもサイトのリニューアルは必要です。

また、常に時代やニーズは変化することをふまえ、自社サイトの内容と照らし合わせながら更新することが求められます。

ほかにも、サイトリニューアルが必要な例として、SEOのパフォーマンスが低下している場合や、企業のサービスや製品が大きく変化し、サイトの内容が現在のビジネスに合っていないときなども挙げられます。

サイトのリニューアルをおこなうことで上記が解決でき、ビジネスの成長を促進するきっかけになるので最適なタイミングでリニューアルをおこなうようにしましょう。

サイトリニューアルの効果を項目別に紹介

Webサイトのリニューアルは、単に画面上の更新をするだけでなく、ビジネスにおいて多方面に渡る効果をもたらします。ここでは、サイトリニューアルによって得られる具体的な効果を項目別に紹介します。

ブランディング・認知拡大の効果

サイトリニューアルは、企業のブランディングと市場における認知度を大きく向上させる効果があります。新しいデザインや最新のコンテンツは、企業の現代的なイメージや専門性を反映し、訪問者に強い印象を与えることにもつながるでしょう。

また、リニューアルにより、ブランドのメッセージや価値提案がより明確に伝わり、ターゲットとの関係構築にも貢献します。SEOの最適化をおこなうことで、検索エンジンにおける可視性も向上し、より多くの潜在顧客にリーチすることが可能となるでしょう。

Webサイトのブランディングについては、下記の記事もご覧ください。

アクセス数の増加

サイトリニューアルをおこなうことで、Webサイトへのアクセス数を増加させる効果があります。リニューアルによりWebサイトのデザインが改善され、ユーザー体験が向上することで、訪問者がより長くサイトに留まりやすくなります。ユーザーが複数のページを閲覧・回遊する傾向が強まり、アクセス数も増加しやすくなるのです。

また、リニューアルを機にSEO対策を強化すれば、検索エンジンにおけるサイトのランキングが向上し、より多くの潜在顧客がサイトを訪れるようになります。Webサイトのトラフィックが増加し、ブランドの認知度向上やリード獲得の機会が拡大し、さらなるアクセス数増加を期待できるようになるでしょう。

サイト改善におけるアクセス解析の方法については、下記の記事でも詳しく解説しています。

CVRの改善

Webサイトのリニューアルは、コンバージョン率の改善が主な理由となる企業も多いです。リニューアルを実施し、サイトのナビゲーションを改善すると、ユーザーが求める情報や製品、サービスに簡単にたどり着けるようになります。

魅力的なボタンデザインに変更したり、見やすい位置にボタンを配置するなど、効果的にCTAを配置することもCVR改善に非常に重要です。

また、プロ視点の説得力あるコンテンツを提供することで、訪問者の「購入」「資料請求」などのアクションを引き出しやすくなるでしょう。

CVRの改善については、下記の記事もご覧ください。

運用コストの削減

Webサイトのリニューアルは、運用コストの削減が期待できます。Webサイトをリニューアルするにあたり、メンテナンスしやすいCMSや技術を活用することで、サイトにかけるメンテナンスの時間やコストを削減できます。

編集や更新などがおこないやすいサイトにすることで、社内スタッフが直接コンテンツを更新できるようになるため、外部委託にかかるコストを削減することも可能です。

最近では、「ノーコードツール」も増えており、コーディングやプログラミングの知識がなくても、Webサイトを自由に設計できるサービスが増えています。自社にマッチするCMSや便利な技術を搭載したサービスをチェックしてみてください。

サイト内コンテンツや情報の整理

サイトリニューアルで、Webサイト内のコンテンツや情報を整理することは、ユーザビリティの観点からも重要です。古い情報を更新し、ニーズに沿わない不要なコンテンツは削除することで、ユーザーが求める情報にたどり着きやすくなります。

たとえば、何年も前に作成したまま放置されているコンテンツは情報が古くなっている可能性が高いため更新が必要です。ユーザーがサイト内で迷子にならないよう、自社のサービスや業界とはマッチしないコンテンツや、コンバージョンに結びつきにくい低クオリティなコンテンツなども適宜削除するようにしましょう。

ユーザビリティの改善

サイトリニューアルを実施することで得られる効果の一つが、ユーザビリティの改善です。ユーザーインターフェースの見直しやレスポンシブデザインの適用、読み込み速度の最適化などにより、ユーザーがサイトを快適に利用しやすくなります。

訪問者の満足度が高まれば、サイト上での長時間の滞在や再訪問の確率も高まるため、サイトにおける利便性はきちんと改善しておきましょう。良好なユーザビリティは、ブランドイメージの向上やコンバージョン率の増加にも直接的に関係するため、ユーザー目線でのリニューアルが必要です。

ユーザビリティの改善については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

効果の出るサイトリニューアルの進め方

Webサイトのリニューアルは単純にデザインを変更するだけではありません。サイトを活用し、利益を最大限に高めるためにも、正しい進め方を把握したうえで実施する必要があります。ここからは、サイト運営を成功に導くためのリニューアルの進め方について紹介します。

現状の課題整理

サイトをリニューアルする前に、まずは現在のWebサイトの課題を詳細に分析し、整理しましょう。サイトの訪問者数やコンバージョン率、ユーザーの行動パターン、SEOのパフォーマンスなど、現状が分かるデータを収集・分析します。googleアナリティクスなど、無料の解析ツールでも貴重なデータが得られるため、積極的に活用してみてください。

また、ユーザーからのフィードバックを参考にしたり、内部スタッフから意見を収集することも重要です。現在のサイトに不足している点や改善すべき部分を把握することで、リニューアルにおける具体的な目標を設定しやすくなります。サイトリニューアルの成功のためには、現状の課題を明確にして、リニューアルの方向性を正しく定め、効果的な戦略を策定することが必須といえるでしょう。

KPIの決定

サイトリニューアルの効果を正確に測定するために、適切なKPIを事前に決定しましょう。KPIは、Webサイトのトラフィック、訪問者のエンゲージメント、コンバージョン率、滞在時間、リードの質と量などが該当します。

「どれくらいのコンバージョン率を目指すべきか」「サイトの滞在時間はどれくらいを理想とするか」など、KPIを設定することで、リニューアル後のサイトのパフォーマンスを具体的な数値で評価し、目標達成度を測定できます。

課題にリニューアル箇所の構成

リニューアルする箇所は、サイトが抱えている問題・課題と関連している必要があります。Webサイトの何が課題となっているのかを特定し、課題を解決できるようなリニューアルの計画を立てます。

たとえば、ユーザーのエンゲージメントが低い場合は、コンテンツの質を見直し、専門性の高い内容へとブラッシュアップすることが求められるでしょう。また、コンバージョン率の低さが課題であると考えられるのであれば、CTAボタンのデザイン最適化や配置場所の工夫、ランディングページの再設計が重要となります。

課題に基づいてリニューアル箇所を明確にすることで、リソースを効率的に配分し、目的を達成するための具体的なアクションを計画することができます。

制作・コーディング

サイトリニューアルのプロセスにおいて、制作とコーディングは重要な部分です。サイトの制作やコーディングの段階では、事前に策定したデザインコンセプトと機能要件に基づいて、具体的なビジュアルと構造を作り上げていきます。

制作段階には、グラフィックデザイン、ユーザーインターフェースの設計、コンテンツの作成や編集などが含まれます。コーディングでは、デザインを実際のWebサイトとして機能するようにHTML、CSS、JavaScriptなどを使用して実装します。

レスポンシブデザインの適用や、サイトのロード速度の最適化など、ユーザビリティとパフォーマンスにも注意を払うことが重要です。

公開・運用

サイトリニューアル後は「公開」及び「運用」に進みます。リニューアルしたサイトの公開前に、全てのリンクや機能が正しく動作するかテストし、問題があれば修正をおこないます。
公開後は、新しいサイトのパフォーマンスをチェックし、事前に設定したKPIに基づいて成果を評価します。

また、ユーザーからのフィードバックを受け入れ、必要に応じて追加の改善やアップデートを継続的におこなっていくことも重要です。リニューアル後も、サイトの効果を維持するためには、長期的な運用計画が必須です。

公開して終わりではなく、定期的なコンテンツ更新、SEO対策の継続、テクニカルなメンテナンスをおこなうとともに、サイトの情報を常に最新の状態に保ち、ユーザーにとって価値あるものにしていきましょう。

サイトリニューアルならTHINkBALにご相談ください

サイトリニューアルでお困りの方や、リニューアルを検討している方は、ぜひTHINkBALにご相談ください。Webサイトのリニューアルは、サイトを通じてユーザーを獲得し、ビジネス成果を向上させるためにも、重要な取り組みです。

しかし、サイトリニューアルには、専門知識や経験などが求められ、社内で全てを対応するのは難しいと感じる現場が少なくありません。

THINkBALでは、豊富な経験と専門性を持つプロが在籍しており、お客様のニーズに合わせたサイトリニューアルを提供します。戦略立案からデザイン、コーディング、公開後の運用サポートに至るまで、一貫したサービスを提供し、お客様のビジネス目標達成を強力にサポートします。サイトリニューアルをお考えの際は、ぜひTHINkBALにご相談ください。サイトリニューアルについて確認する

まとめ

この記事では、サイトリニューアルの必要性、効果的な進め方、およびその際の重要なポイントについて解説しました。サイトのリニューアルは、現状の課題の整理、KPIの設定、適切なタイミングの選定、課題に基づいたリニューアル箇所の特定など、対応することが多いのが特徴です。

また、効果的なリニューアルを実施するためには、信頼して任せることが可能な制作パートナー選びも重要です。

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。