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Web制作
Update: 2023/11/30

7種類に分類!Webサイトの制作はどんな会社に依頼するのがおすすめ?

Webサイトを制作しようと思った時、「どんな会社を選べばいいの?」「選ぶポイントは?」など悩んでいませんか。Webサイト制作会社は7種類ほどあり、それぞれが得意とする範囲が異なります。そのため、依頼をする前に、まずはサイトの目的や予算を明確にしてから選ぶようにしましょう。

  • Webサイトを制作しようと考えているがどんな会社に依頼すれば良いか悩んでいる人
  • どんな種類のWeb制作会社があるのか知りたい人
  • Webサイトの制作を依頼する際の注意点について知りたい人

この記事では、それぞれの種類のWebサイト制作会社の特徴を説明した上で、会社の選定から契約するまでを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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7種類のWebサイト制作会社を紹介

企業それぞれのビジネスニーズや目的に合わせて、様々なWebサイト制作会社が存在します。大手の有名企業から、専門性の高いニッチな会社まで、選択肢は豊富です。この記事では、異なる特徴やサービスを提供するWebサイト制作会社を紹介していきます。ビジネスの目的や予算に応じて、最適なビジネスパートナーを見つける参考にしてください。

Webブランディングに強い制作会社

Webブランディングに特化した制作会社は、今のデジタル時代において非常に需要が高いです。単にサイトを美しく見せるだけでなく、その背後にある企業のブランドメッセージやコンセプトを伝えることで、企業の価値を明確かつ効果的に伝えられます。

Webブランディング特化の制作会社は、マーケティング戦略の知識を活用し、最先端のデザイントレンドやツールを駆使して、ブランドの魅力を十分に伝えることができるサイトの制作が得意です。

さらに、訪問者の行動を予測し、それに応じてサイトの導線を設計することで、ユーザーが求める情報やサービスへ迅速にアクセスできるよう配慮して制作します。これにより、Webサイトを通じてユーザーとの信頼関係を築き、長期的なビジネスの成功へとつなげていくことができるのです。

さらにWebサイトでのブランディングについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

Webデザイン会社

Webデザイン会社は、Webサイトのデザインやユーザビリティの高いサイトの作成が得意です。これらの会社は、単なるデザインの美しさだけでなく、実際に訪れたユーザーにとってどれだけ使いやすいか、情報はどれだけアクセスしやすいかといった実用面も重視します。

そのため、ユーザーエクスペリエンス(UX)やユーザーインターフェース(UI)といった知識やスキルを活用して、ユーザーにとって使いやすいサイトを制作します。さらに、時代のトレンドや新しい技術、ユーザーの行動変化を常にキャッチアップし、それをデザインに取り入れることで、時代に遅れることなく最先端のサイト制作が可能です。

また、デザイン会社は、クライアントのビジネス戦略やターゲット層を深く理解し、それに合わせた最適なデザイン提案をおこなうことで、ビジネスの成功に大きく貢献してくれることが期待できます。

広告代理店

広告代理店は、もとは企業やブランドの宣伝・広告活動を代行することがメインでしたが、近年はWebサイトの制作も手がけるようになりました。なぜなら、デジタルの力が強くなってきたため、Webサイトは無視できないものとなっており、広告代理店もこの変化に対応するために事業の幅を広げたからです。企業の代わりに広告を出稿するだけでなく、Webサイト制作やオンライン広告のプランニング、SNSマーケティングなどもおこないます。

広告代理店が提供するWebサイト制作は、これまでの広告の知見を生かした、ブランディングやターゲット層へのアプローチ、そして成果を上げるための戦略立案が強みです。

また、テレビCMや新聞・雑誌広告と連携することで、一貫したブランドメッセージを発信することもできます。実績豊富な広告代理店であれば、Webサイトも高いクオリティで制作され、効果的なマーケティング活動が期待できるでしょう。

Webシステム・開発に強い会社

近年のデジタル技術の進化したことで、Webサイトの機能性やユーザビリティも重要な要素の1つとなりました。Webシステム・開発に強い会社は、高度な機能やオリジナルのシステムを組み込んだサイト制作を得意としています。たとえば、Eコマース機能や予約システム、会員制サイトなど、特定のニーズに応じたカスタマイズなどが必要な場合は、Webシステムや開発に強い会社に依頼するのがおすすめです。

これらの会社は、クライアントの要望やビジネスの特性をしっかりと把握した上で、最適なWebサイトの設計と開発をおこないます。また、サイトの運用・メンテナンスやシステムのアップデートにも対応してくれるところが多く、長期的なパートナーシップを築いていけることでしょう。Webサイト制作だけでなく、バックエンドのシステム開発やAPIの統合など、複雑な技術にも対応できることから、多くの企業から依頼されています。

印刷会社

多くの人が印刷会社を紙の印刷業者として認識していると思いますが、現代の印刷会社はデジタル技術の進化とともにその業務範囲を大幅に拡大しています。特に、デジタルメディアへの展開が盛んになったため、多くの印刷会社もこの流れに乗り、高品質なWebサイト制作サービスを提供するようになりました。

印刷会社は、長年のデザインやレイアウトのノウハウを活かして、ビジュアルに優れたWebサイトの作成が得意です。さらに、オンラインとオフラインの連携を重視し、紙媒体の広告やカタログとWebサイトのデザインを一貫して制作することで、ブランドの一貫性を保ちながら広告効果を最大化することができます。

くわえて、印刷会社にはデータの取り扱いやDTPのプロフェッショナルが多く在籍しており、その技術力を活かして、Web上での情報配信やコンテンツ管理システムの構築にも長けています。これにより、企業や団体が求めるオンラインとオフラインで統一感のあるブランディングが実現できるようなサポートを期待できるでしょう。

Webマーケティング会社

Webマーケティング会社は、企業やブランドのオンライン上での認知を強化するためのサポートがメインですが、その前の段階のWebサイト制作もおこなっています。Webマーケティングに特化しており、企業の目的やターゲットに合わせたWebサイトの作成が得意です。さらに、Webサイトの作成後は、SEO、SEM、SNSマーケティング、コンテンツマーケティングなど、多岐にわたる戦略や手法を駆使し運用をサポートします。

また、Webマーケティング会社は、常に変わる市場のトレンドやユーザーのニーズに迅速に対応するためのリサーチも欠かしません。このような徹底した取り組みにより、ブランドの認知度向上だけでなく、実際のコンバージョンの増加という形での成果をもたらします。

当サイトを運営する株式会社THINkBALも、Webサイトの制作はもちろん、その後のWebサイト運用や広告運用、SEO対策などを提供するWebマーケティング会社の1つです。

Webサイトへの集客に力を入れており、企業様のビジネスモデルやサービスに合わせて本質的な提案をおこないます。「Webサイトからユーザーを獲得したい、売上をあげたい」と考えている企業様は、ぜひお問い合わせフォームからご相談ください。
Webマーケティングに特化したサイト制作の詳細について見てみる→THINkBALのWebサイト制作

集客に強い会社

集客に強い会社は、ビジネスの成果を直接的に左右する集客活動に特化したコンサルティングサービスを主に提供しています。多様なマーケティング手法の中から、クライアントの業種やニーズ、予算に応じて最適な戦略を練り、ターゲットとなるユーザーに効果的にアプローチすることが得意です。

これらの会社は、最新のテクノロジーやツールを活用して、データベースの分析やユーザー行動の追跡をおこない、その情報をもとに戦略を練ることで、より高いコンバージョン率を追求します。

また、一過性のキャンペーンに留まらず、長期的なブランド構築やリピート顧客の確保といった戦略も得意です。集客だけでなく、顧客ロイヤルティの向上や、口コミを通じた新しい顧客の獲得など、継続的なビジネス成長を目指す総合的なサポートをおこなっています。

このような集客に強い会社のサービスは、特に競合が激しい市場や新しいビジネスモデルを採用する企業にとって、非常に価値が高いです。集客に特化したWebサイトを制作する

Webサイトの制作を依頼する前にやっておきたいこと

Webサイトは企業やブランドの顔となるため、Webサイトの制作はとても重要なプロジェクトです。ただし、制作をスムーズに進め、最終的に成果のでる効果的なサイトを持つためには、依頼前にしっかりとした下準備が必要になります。Web制作会社とのコミュニケーションの際にも、自社の要望やビジョンを明確に伝えられるよう、前もって計画を立てておきましょう。

Webサイトの目的を決めておく

Webサイトを制作する前に、まず最初に考えるべきはサイトの目的です。これが不明確だと、制作途中に方向性が変わってしまう可能性があり、最終的に目的と合致しないサイトができる危険性が高まります。

新製品の販売促進、ブランドの認知度向上、情報提供、問い合わせの受付増加など、Webサイトで達成したい最優先の目的を明確に定めることが重要です。その目的を決めた上で、目的に最適なコンテンツや機能、デザインを考えることで、より成果を上げやすいサイトに仕上げることができます。

また、Webサイトの目的をもとに、目的に合ったWebサイト制作会社を選びましょう。たとえば、ECサイトを作成する場合、ECサイト制作の実績が豊富な会社を選ぶことで、成功への確率を上げることが可能です。このように、目的の明確化はWeb制作プロセスの全てにおいて重要な役割を果たします。

予算を設定する

Webサイト制作を依頼する際、予算の設定は二番目に重要です。まず、制作にかかるコストを事前に把握することで、後から予期しない追加費用が発生することを避けることができます。また、予算を明確にすることで、その範囲内で最も効果的なサイト制作を目指すことが可能です。

具体的な予算を設定する際には、以下のようなWebサイトの要件を検討します。

  • デザインの質
  • 機能の複雑さ
  • ページ数
  • コンテンツの量

Webサイトの要件を明確にした上で、それに応じた金額を算出してみましょう。制作会社の選定の際に、最もコストパフォーマンスの良い会社を選ぶことができ、無駄な出費を減らすことができます。

さらに、制作後の運用や保守にかかるコストも考慮しておくと、長期的な視点での適切な予算の設定が可能です。最初からしっかりとした予算設定をおこなうことで、予期しないトラブルを回避し、効果的にWebサイト制作を進めることができます。

リリース日を決める

Webサイトの制作において、リリース日の設定は計画的に制作を進めるために必要な要素です。リリース日を明確に決めることで、全体のタイムラインを設定し、それぞれのフェーズの開始日や完了日を洗い出すことができます。これにより、デザインの決定や、コンテンツの作成、コーディング、テストといった各ステップで適切な進行管理をおこなうことが可能です。特に、新製品の発売やイベントなど、特定のタイミングでの公開が必要な場合は、それに合わせてリリース日を設定します。

ただし、リリース日を設定する際は、予期せぬトラブルや修正の余地を考慮し、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。これにより、最終的な品質を確保しつつ、スムーズなリリースが実現できます。

依頼したい範囲を決める

Webサイトの制作を依頼する際に、具体的にどこの範囲の制作を依頼するのか明確にする必要があります。なぜなら、プロジェクトの規模や費用、そして納期に大きく影響を与えるからです。たとえば、デザインのみの依頼なのか、システム開発やコンテンツ制作、後の運用・保守までを含む全体的なパッケージとして依頼するのかを決めます。

また、特定の機能やレスポンシブデザイン、多言語対応など、具体的な要件も事前にリストアップしておくことで、制作会社との初回ミーティング時にスムーズに要望を伝えることができます。

この範囲を明確にしておくことで、制作会社からの見積もりも正確になり、後々の追加費用や認識のずれを避けることが可能です。また、依頼範囲を明確にすることで、制作会社の選定もしやすくなり、自社のニーズに最も適したパートナーを見つけられます。

Webサイトの制作会社選びで失敗しないための3つの方法

適切な制作会社を選ぶことは、Webサイト成功の鍵となります。しかし、多くの制作会社が存在し、その中から最適なパートナーを見つけるのは簡単ではありません。間違った選択は、予算オーバーや期待した結果を得られないというリスクがあります。このような失敗を避けるために、適切な制作会社選びの3つの方法をご紹介します。

複数社から見積もりを取る

Webサイト制作会社を費用で選ぶのも大事ですが、安さだけを追求するのはリスキーです。一方で、高いからといって質が良いとは限りません。適正な価格で、質の高いサービスを受けるためには、複数の制作会社から見積もりを取得することが大事です。

複数社から見積もりを取ることで、各社の提案内容や価格帯を比較し、自社のニーズや予算に合った制作会社を選ぶことができます。また、見積もりの中身を詳しく確認することで、必要な機能やサービスが網羅されているか、隠れた追加費用がないかなど、契約前に確認すべきポイントを把握することが可能です。

このプロセスを通じて、制作会社の対応の良さや、提案内容の豊富さ、そして費用対効果をしっかりと評価することができ、後悔のない選択をするための大切な第一歩となります。

制作会社の運用しているWebサイトを確認する

Webサイトの制作会社を選ぶ際に有効な方法の一つは、その会社が運用している、または制作したWebサイトを実際に確認することです。これにより、会社のデザインのセンスや技術力、ユーザビリティへの配慮など、実際の品質を直接評価することができます。

制作会社の公式サイトやポートフォリオはもちろん、クライアントのサイトも参考になります。デザインが最新のトレンドに沿っているか、サイトがスムーズに動作し、レスポンシブ対応がしっかりとおこなわれているかなど、実際にサイトを操作して判断することが重要です。

また、制作したWebサイトを見れば、成果を上げるための適切な提案やサポートが期待できるかも把握できます。ただ見た目が良いだけでなく、ビジネスの成果に貢献するサイト制作をおこなってくれる会社を選ぶ手助けとなるでしょう。

提案がWebサイト制作の目的と合っているか確認する

Webサイト制作を依頼する際、制作会社からの提案内容をしっかりと吟味しましょう。どれだけ魅力的な提案であっても、それが自社のWebサイト制作の目的と合致していなければ意味がありません。目的とは、ブランドイメージの強化、商品の販売促進、情報提供の効率化など、サイト制作の背後にある具体的なビジネス目標を指します。

制作会社の提案を受けた際には、その提案が自社の目的や要望をしっかりと反映しているかを確認します。具体的なデザインや機能だけでなく、サイトの運用や更新の計画、さらには将来的な拡張性やSEO対策など、長期的な視点で提案されているかも見分けるポイントです。

短期的な結果を追求するだけでなく、長期的なビジョンに基づいた提案がされているかを確認することで、真に価値のあるWebサイト制作を実現するためのパートナーを見極めることができます。

Webサイトの制作会社の選び方については、こちらでも詳しく書かれているので参考にしてください。

Webサイト制作の契約前にこれだけは確認したいこと

Webサイト制作を外部の制作会社に依頼する際、契約を結ぶ前の確認作業は非常に重要です。この段階で注意深く確認することは、のちのちのトラブルや誤解を避けるために必要となります。契約内容に関する確認はもちろん、制作会社の信頼性や実績、提供するサービスの質など、多岐にわたるポイントをしっかりとチェックすることで、安心してプロジェクトを進めることができるでしょう。それでは、契約前に最低限確認しておきたいポイントを詳しく解説します。

作業範囲は明確化されているか

Webサイト制作に関する契約を結ぶ際、最も重要なのは作業範囲を明確にすることです。この作業範囲が不明確だと、後々の工程で「これは含まれていない」という意見の相違が生まれるリスクがあります。

契約を結ぶ際はサービスの提供範囲、費用の他に、以下のような項目も確認してみてください。

  • デザインの修正回数
  • 画像やテキストなどのコンテンツの提供範囲
  • 特定の機能を実装してもらえるか
  • 追加の要望や変更にどのくらい応じてもらえるか
  • 追加料金のシステム

契約文書では、納品物の具体的な仕様や範囲、納期、費用など、すべての詳細が記載されているかを確認し、疑問点や不明点があれば制作会社に質問して解消しておきましょう。

アフターフォローの範囲

Webサイトの制作が完了し納品された後も、時折不具合や欠陥が発覚することがあります。こういったトラブルが生じた際、制作会社のアフターフォロー体制がしっかりしているかどうかは非常に大切なポイントとなります。アフターフォローの範囲として、納品後に発見されたバグや不具合の修正はもちろん、サイトの更新や保守、サーバーやドメインの管理に関するサポートまで、どこまでサポートしてもらえるのかを契約時に明確にしておくことが重要です。

また、不具合の修正にかかる期間や、修正に関する追加費用が発生する場合の料金体系、保守・運用のサポート範囲など、具体的な内容を確認し、書面にしておくことで、後々のトラブルを避けることができます。制作会社とのコミュニケーションを密に取りながら、長期的な関係を築くための基盤として、アフターフォローの内容をしっかりと確認し合うことをおすすめします。

まとめ

Webサイトの制作において、頼める会社がたくさんあり、選ぶことが難しいですよね。依頼する会社を考える前に、まずはWebサイトの目的や予算などの事前準備をすることが、良いWebサイト制作会社の選びへの成功の鍵となります。実際にWeb制作会社に依頼する際は、制作からアフターフォローまでどのくらい対応してもらえるかを契約内容を隅々まで確認し、わからなければ問い合わせることが大事です。信頼できるWebサイト制作会社を見つければ、長期的にサポートしてくれるビジネスパートナーとして、ともにビジネスを作り上げていってくれることが期待できるでしょう。

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。