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Update: 2024/4/17

ホームページをリニューアルする5つの理由|リニューアルを成功させるためのポイント

ホームページをリニューアルする際には「なぜおこなうのか」というところまで深掘りしなくてはいけません。目的を持たずに何となくリニューアルしてしまうと、効果が出ない可能性があります。そこで、この記事ではホームページをリニューアルする理由を紹介します。

  • ホームページをリニューアルする理由とメリットを知りたい人
  • ホームページのリニューアルを成功させるポイントを知りたい人
  • ホームページをリニューアルする際の注意点を知りたい人
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ホームページをリニューアルする理由は?

ホームページをリニューアルしているイラスト

ホームページをリニューアルする理由の大前提として考えられるのが、ホームページからの集客が伸び悩んでいることでしょう。しかし、細かい理由まで深掘りすると、ホームページをリニューアルする理由は多岐にわたります。ここではホームページをリニューアルする際のよくある理由を5つ紹介します。

ホームページをリニューアルする理由
  • 誰にも見られていない
  • 競合に比べてデザインや機能性が劣っている
  • 表示速度が遅く離脱率が高い
  • 会社が新しく事業を始めたりなど何かしらの変化があった
  • サイトの更新をしたいがやり方が複雑

誰にも見られていない

そもそもホームページで集客できていない原因として考えられるのが、誰にも見られていないということです。集客できているかどうかはGoogleアナリティクスなどのツールを利用すれば、1日のサイト訪問者数が確認できます。ホームページに求めている成約数にもよりますが、「求めている成約数×100」の訪問者数は必要でしょう。

この際に、目標の集客数に達していない場合には以下の理由が考えられます。

  • ユーザビリティが著しく悪い
  • UIが古くて使いにくい
  • 求めている情報にリーチできるまで時間がかかる

いずれかの理由によってホームページが見られていない場合には、大幅なリニューアルをすることが必要です。特にメリットの提示をトップページでおこなえていないと、ユーザーは離脱しがちです。この場合はサイトの構成を根本から見直す必要がありますので、大規模なリニューアルをしなくてはいけません。

ホームページを構成からリニューアルするとなると、外注の場合は安くても初期費用として数十万円以上はかかってしまうでしょう。特に大規模な企業に依頼するとなると、100万円以上かかってしまうことも珍しくありません。

競合に比べてデザインや機能性が劣っている

ホームページにいろいろと対策してみたが結局検索上位に表示されない、ということもあるでしょう。その際には競合よりもデザインや機能性が劣っている可能性があるかもしれません。特にインターネットは、競合との差別化が求められる世界です。

2022年1月現在でWebサイトの数は、およそ19億個もあるといわれています。全てのサイトが競合というわけではありませんが、その19億(※1)もあるサイトのなかには自社ページと競合になっているサイトがあるはずです。

※1:「Internet Live Stats

検索上位に表示されずに困っている方は、まずは指定のキーワードを検索して表示されるサイトのうちトップ10を確認してみましょう。トップ10に表示されているサイトはユーザビリティに優れ、UIが優秀なホームページであることが多いです。きっと自社のホームページに「不足している何か」が上位サイトには備わっているはずです。

その際に丸パクリすることはよくありませんが、真似できる内容は真似てみましょう。例えば、商品を訴求する内容のホームページであれば、入力フォームの利便性の高さは大切です。

バラウザバックした際に入力した情報が消えるような機能性では、ユーザーが途中で入力を諦めてしまっている場合があります。この場合には、ブラウザバックしても入力フォームの内容を残すようにするだけでユーザビリティが向上します。
このように、ホームページをリニューアルする際には、ユーザーの目線にたったうえで利便性の高いデザインや機能を充実させるようにしましょう。

表示速度が遅く離脱率が高い

ホームページの表示速度が遅いと、ユーザーの離脱率があがる理由となります。この際にはホームページのリニューアルを検討しましょう。例えば、ある検索キーワードをインターネットで検索したとします。

その際にページの読み込みに時間がかかるサイトは、読み込みを諦めてしまいがちではありませんか?実はSEOの観点からしても表示速度の速さは大切だとされています。

採用支援サイトを運営する「転職市場」が調査した情報によると、サイトの表示速度が1秒から10秒に増加すると、ユーザーがページを離脱する可能性が123%も上昇すると記載されています。10秒までかかる例は極端ではありますが、1から3秒のあいだでも約30%ものユーザーが離脱してしまうとされています。

たったの数秒の差で明暗が分かれるのがインターネットの世界です。そのため、コンテンツが充実しているにもかかわらず、ホームページのユーザー数が伸び悩んでいる際には表示速度を速めるようなリニューアルをしてみてください。

具体的に考えられるリニューアルとしては以下の通りです。

  • HTMLやCSSのファイルを小さくする
  • 画像サイズを最適化する

手軽にできるのは以上の方法でしょう。ホームページ制作初心者でも簡単にできますので、試してみる価値はあります。

会社が新しく事業を始めたなど何かしらの変化があった

会社が何か新しい事業を始めたのであれば、ホームページをリニューアルする理由として十分です。会社が新しい事業を始めたとしてもホームページの更新がない場合には、会社の内部の人間以外誰も新しいサービスを知り得ません。

そのため、新事業を始めたのであれば真っ先にホームページのリニューアルをするべきです。新事業であれば多くの人に知ってもらいたいので、ホームページのファーストビューに事業内容を掲載する方法も考えられるでしょう。ファーストビューの魅力的な伝え方については、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

また、会社の経営体制が変化したり、役員が入れ替わったりした際にもホームページのリニューアルが必要になります。例えば、会社の社長がメッセージを残しているページがあったとしましょう。その際に社長の入れ替わりがあった場合には、メッセージを残しているページを丸々新しい社長のメッセージに入れ替える必要があります。

古い情報を残している会社のホームページもなかには散見されますが、明らかに古い情報を記載したままのホームページでは信用がなくなってしまいます。会社の体制に変化があったら、会社の信用を守るためにもホームページのリニューアルをしてください。

サイトの更新をしたいがやり方が複雑

会社のホームページのなかには、サイトの更新が頻繁におこなわれる場合があります。更新の度に手間がかかるようであればリニューアルを検討するべきです。

特に飲食店や食品を販売しているような企業であれば、商品を紹介するコンテンツが頻繁に入れ替わることが考えられます。その際にサイトの更新にいちいち手間がかかるようであればリソースの無駄です。

サイトの更新を効率化できれば、その分で省けた手間を他の業務にあてられます。業務効率の改善にもつながりますし、売上の最大化にもつながるでしょう。また、更新頻度が高いホームページの場合は、情報の鮮度が高いホームページだとユーザーに判断される場合があります。情報の鮮度が高いホームページは定期的にチェックしたくなるものですし、ユーザーに安心感を与えられます。

サイトの更新を簡単にするためには、使いやすいCMSにするのが効果的です。WordPressなどのCMSを使いやすいデザインに変更するような仕様であれば、今までの仕様とは異なるため最初こそ戸惑うかもしれません。しかし、慣れてしまえば大抵のことは問題なく利用可能です。

なるべく属人化しないようなホームページにリニューアルし、社員であれば誰でもホームページを更新できるようにするという手も考えられます。

ホームページリニューアルの効果

アナリティクスのグラフ

ホームページをリニューアルする理由については、ここまでの紹介でイメージを掴んでいただけたでしょうか。次は実際にホームページをリニューアルした際に起こる効果について紹介します。売上を最大化させるためにも、ホームページのリニューアルがもたらす効果を知っておきましょう。

リニューアルがもたらす効果
  • ユーザビリティが向上してサイト訪問者数が増える
  • 問い合わせが増える
  • 止まっていた更新を始められる

ユーザビリティが向上してサイト訪問者数が増える

ホームページをリニューアルすることで、サイトの訪問者数が増えることが考えられます。なぜならユーザビリティが向上する可能性があるからです。ユーザビリティとは、使いやすさを表すだけの概念と考えている方もいますが、実はそれだけの意味ではありません。

ユーザビリティの意味は単なる「使いやすさ」という意味だけでなく、「満足度」を向上させるための意味も含まれています。ユーザビリティはISO9241-11という規格で以下のように定義されています。

「特定のユーザが特定の利用状況において、システムや製品、サービスを利用する際に効果、効率または満足をともなって特定の目標を達成する度合い」

つまりユーザビリティを向上させることは、ユーザーの満足度も高めるということです。ユーザーの満足度が高まれば、おのずとサイト訪問者数も増えるでしょう。しかし、言葉にすると簡単なことですが、実はユーザビリティの向上はかなり難しいことです。

ユーザ満足度について考えている方は、ユーザビリティの重要性について解説しているこちらの記事もご覧ください。ユーザビリティを向上させるための具体的な施策も紹介しています。

問い合わせが増える

ホームページのリニューアルの際には問い合わせが増えるものです。ただし、問い合わせを増やすためには、デザインをリニューアルするというよりはコンテンツ内容を変更する必要があります。

もともと問い合わせが少ないホームページの理由として、文章の訴求能力が低いことが考えられます。紹介しているコンテンツの訴求能力が弱い場合には、ユーザーがコンテンツを魅力的だとは思えません。例えば、ダイエットサプリメントを販売している会社のホームページがあったとしましょう。

ダイエットサプリメントを宣伝するために「サプリメントを飲むことでお腹周りがスッキリして、太る前の服が着られるようになりました」と記載されていたとします。確かにメリットの提示はできていますが、この文言では具体性がありません。

極端な例ではありますが、1キロ痩せれば太る前の服が着られるようになる可能性もあります。そこで、文言に数字を取り入れることで文章に具体性を持たせます。例えば「サプリメントを飲んでいたら1ヵ月で5キロも痩せて、太る前の服も着られるようになりました」と記載されていればどうでしょうか?

数値が記載されていることで、具体性が増して商品の魅力も伝わりやすくなったでしょう。このように文章を少しリニューアルするだけでも、かなり見栄えがよくなります。見栄えが良いコンテンツであれば、問い合わせが増えて会社の売上の増加にもつながるでしょう。

止まっていた更新を始められる

ホームページの更新は属人化しやすく、とてもマニュアルなしには更新が難しいCMSも存在します。そのようなCMSでは、コンテンツを定期的に更新できなくなってしまう可能性が高いです。そこで、ホームページをリニューアルする際には、更新頻度をあげられるようなCMSにするのがおすすめです。

HTMLやCSS、JavaScriptなどを用いたホームページを運用している会社もあります。しかし、そのような会社は外注のプログラマーを雇っているか、自社にプログラマーがいる場合が多いです。そのため、経営コストにプログラマーを雇うぐらいの余裕がある会社以外は、WordPressなどの感覚的な操作が可能なCMSを利用するようにしてください。

特にWordPressのブロックエディタという機能で編集していれば、写真や文章の挿入にHTMLやCSSの知識がいりません。文章を打ち込む能力と画像をダウンロード・添付する能力さえあれば、ほとんどの方がWordPressを利用できるでしょう。

つまり、WordPressをホームページに導入することで更新も簡単になり、複数人でホームページを更新できるようになります。ホームページを更新する体制も組みやすくなりますので、定期的なホームページの更新ができるようになるでしょう。

ホームページのリニューアルを成功させるには?

ホームページで成果が出ているグラフ

ホームページのリニューアルは会社にとっても大きなプロジェクトですので、失敗させるわけにはいきません。そこで、ホームページのリニューアルで失敗しないためにも、リニューアルの際の注意点を3つ紹介します。

リニューアルの際の注意点3つ
  • 徹底した分析
  • Web制作会社などのプロに頼る
  • リニューアルは1回で終わらせずに何度も効果検証を繰り返す

徹底した分析

ホームページをリニューアルする際には、徹底的な分析で出した数値をもとに作業を進めていきましょう。特に分析の際に使っておきたいツールとしてあげられるのが、Googleアナリティクスです。

Googleアナリティクスではサイトの訪問者数はもちろんのこと、以下の項目も調べられます。

  • 平均滞在時間
  • 直帰率
  • 新規ユーザー数
  • デバイス情報
  • どのサイトを経由してきたのか
  • サイト内でのユーザーの行動フロー

以上の情報を洗い出すことで、自社が抱えている課題が浮き彫りになります。浮上した課題に対して明確な数値目標を設定して、具体的な施策を考えていきましょう。

Web制作会社などのプロに頼る

「餅は餅屋」ということわざがあるように、ときにはWeb制作会社に頼るというのも1つの手です。すべてのリニューアルを自社で完結することも可能ですが、それなりにリソースを割かなくてはいけません。

通常の業務もしたうえでホームページのリニューアルとなると、かなりの労力が予想されるでしょう。さらに、知見のない人がリニューアルしたとしても、失敗という結果だけが残ってしまう最悪のパターンもあり得ます。

そのような事態を避けるためにも、Web制作会社の利用も検討するべきです。Web制作会社であれば、培ってきたノウハウをもとに適切なリニューアルをしてくれます。ただし、すべての作業を業者任せでいると、思わぬ方向にホームページリニューアルが進んでしまう可能性もあります。

業者に任せるにしても、ホームページリニューアルの明確な目標だけはせめて自社で決めておきましょう。

リニューアルは1回で終わらせずに何度も効果検証を繰り返す

求めていた結果が出るまでは、何度もリニューアルを繰り返しても問題ありません。その際に大事なのが効果検証までをワンセットにすることです。インターネットの世界では次々と競合が現れますので、競合に合わせて自社が抱えている課題も変わっていきます。

過去にAが課題とされていたものが、競合他社の出現でBという課題も生まれたとしましょう。この場合、1回のリニューアルではAの課題は解決できても、Bの課題まで解決できない可能性があります。Bの課題を解決するためには、Bという課題に適したリニューアルをおこなわなくてはいけません。

何度もリニューアルするのはリソースが必要になりますが、インターネットはトレンドのサイクルが早い世界です。そんな世界で戦っていくためには、何度もトライ&エラーを繰り返していく必要があります。自社の売上に貢献できるホームページを作成するためにも1回のリニューアルで満足せずに、何度もリニューアルをしてみてください。

最も重要なのはサイトリニューアルの理由とゴール!

PCを見て喜ぶ女性たち

ホームページのリニューアルで最も大切なのは理由の明確化とゴール設定です。なぜリニューアルが必要なのかを改めて考えてから、リニューアルの業務にあたるようにしましょう。

ホームページリニューアルで大切なこと
  • なぜリニューアルが必要なのかという理由と、リニューアル後どのような成果を得たいかが1番重要
  • リニューアルオープンで満足せずに継続的なサイト更新と効果分析が大切

なぜリニューアルが必要なのかという理由とリニューアル後どのような成果を得たいかが1番重要

ホームページのリニューアルでは、「なぜリニューアルが必要なのか」という理由と、「リニューアル後のゴール」を考えることが大切です。目的を明確化すれば、リニューアルする際の考えがぶれないため、チームとして機能しやすくなります。

さらに、ゴールを明確化すればゴールに対しての正確なアプローチが可能です。リニューアルの効果を最大化するためにも、あらためて必要な理由とゴールを考えてみてください。

リニューアルオープンで満足せずに継続的なサイト更新と効果分析が大切

1回のリニューアルで満足してはいけません。実行したリニューアルをもとに、さらにどのような課題が浮かびあがったのかを分析する必要があります。サイトを継続してリニューアルするのはかなりのリソースを必要とするでしょう。

しかし、ユーザーに対して常に新鮮な情報を届けられるようになりますので、ユーザビリティの向上にもつながります。流行のサイクルが早いインターネットで生き抜いていくためにも、常に課題を見つけ続けて、課題に対して有効なリニューアルをしてください。

ホームページをリニューアルする理由とは?

ここまでホームページをリニューアルする理由について紹介しました。

この記事のまとめ
  • ホームページをリニューアルする理由は多岐にわたるが、最終的な目標を達成するための手段がリニューアルであること
  • リニューアルを成功するためには1回だけリニューアルするのではなく、結果を分析したうえで定期的にリニューアルをおこなう必要があること
  • どうしても知見がない場合には、専門業者に依頼することも視野に入れること

ホームページをリニューアルする理由は細分化しますが、最終的にはホームページでの目標を達成したいためにリニューアルをおこなうものです。リニューアルする際には、コンテンツの入れ替えなどの些細なものから、デザインの変更という大掛かりなものまでさまざまでしょう。

どのようなリニューアルをおこなう場合も、必ず「おこなう理由」と「リニューアル後のゴール」を見据えたうえでリニューアルするようにしましょう。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。