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Update: 2024/3/1

ランディングページでの集客は可能なの?成果の出るランディングページの運用方法

「ランディングページで集客してコンバージョンをあげたい」と考えていませんか。ランディングページは1つの商品に対して1つのページを作成するため、特定のユーザーに対して直接的なアプローチができ、コンバージョンが期待できます。

  • CVに直結するランディングページで集客をしたい人
  • ランディングページを運用しているがうまくいってない人
  • Webからの売り上げて企業の成長を加速させたい人

コンバージョンを得るためにも、ユーザーの深い悩みや欲求に応えられるような構成にし、適切な集客方法で届けることが大事です。この記事では、ランディングページによる集客のメリットやデメリットを紹介しています。また、効果的な成果を得るためのポイントも解説しているのでぜひ参考にしてください。

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ランディングページでの集客は可能?

ランディングページとは、商品やサービスを1ページにまとめ、ユーザーに申し込みや問い合わせを誘導させるページのことです。ランディングページで集客することは可能ですが、適切な戦略を練り、商品やサービスのターゲットに応じた集客方法を考えなければなりません。

ランディングページの特徴として、1つのサービスや商品を取り扱うため、ターゲットとするユーザーが明確で、彼らのニーズや悩みに対して応えるような構成になっているという点があります。

そのため、Webサイトやコラムよりもユーザーに対して直接的にアプローチでき、集客からコンバージョンまでの確率が高い手法の一つです。ランディングページで効率的に成果を得るために、ランディングページ自体を魅力的にすることと運用の最適化が必要となります。

魅力的なランディングページとは、ある特定のターゲットの興味を惹きつけるようにインパクトのあるビジュアルデザインやメッセージなどが含まれており、ユーザーに明確なアクションを起こさせることが可能です。

そして、最終的なランディングページの成功のためには、継続的な運用と分析を続けて最適化を目指していくことが大切になります。Google Analyticsなどの分析ツールやヒートマップツールを用いて、訪れたユーザーの行動や反応を追跡し、改善点を見つけ出して適宜修正を加えることで、より高いコンバージョン率を達成することが可能です。

このように、ランディングページは集客の有力な手段となります。しかし、その効果を最大限に引き出すためには、その特徴を掴んだうえで戦略的なアプローチと継続的な努力が必要であることを覚えておきましょう。

集客にランディングページを活用するメリットとデメリット

デジタルマーケティングでは、ランディングページは集客の中心的な役割を果たすことが多いです。ランディングページでは、特定の製品、サービス、またはキャンペーンに特化したWebページとして機能し、効果的な集客とコンバージョンを目指します。

しかし、ランディングページの活用には、明確なメリットと一部のデメリットが存在します。このバランスを理解することが、ランディングページを効果的に活用するカギとなるので、ぜひ目を通してみてください。

メリット

ランディングページで集客するメリットは以下の4つです。

  • CVにつながりやすいユーザーを集客できる
  • ターゲットを絞って集客できる
  • 他ページへの離脱が少ない
  • ユーザーを惹きつけるデザインで制作できる

これから解説するメリットを理解し、適切に活用することで、ランディングページは集客とビジネス成長の糧となるでしょう。

CVにつながりやすいユーザーを集客できる

ランディングページを活用する大きなメリットの一つは、コンバージョンにつながりやすい質の高いユーザーを集客できることです。ランディングページは、特定の製品やサービス、キャンペーンに関心を持つユーザーに対して、直接的で魅力的なメッセージを提供できます。

たとえば、シャンプーのランディングページなら「〇〇ランキング1位」「濃密シャンプーでうる艶髪」など、ユーザーの心をぐっと掴むキャッチコピーなどが有効的です。

その結果、ページを訪れるユーザーは、あらかじめ製品やサービスに興味を持っているため、購入や登録などのアクションを取る確率が高くなります。つまり、ランディングページは、ただ集客するだけでなく、実際のビジネス成果につながる質の高いトラフィックを生み出すことができるのです。

ターゲットを絞って集客できる

ランディングページのもう一つの重要なメリットは、ターゲットを絞った集客が可能であることです。ランディングページは特定の顧客セグメントやニーズに合わせてカスタマイズし、それに関連する具体的なメッセージやキャッチコピーを載せます。

たとえば、アンチエイジング化粧品のランディングページなら、40〜50代にピンポイントに刺さるようなメッセージやデザインにし、その層からの高いコンバージョンを狙うことが可能です。

このようにターゲットを絞ることで、より関心の高いユーザー群に直接アプローチすることができます。さらに、無関係なトラフィックを避けつつ、高い関心を持つ潜在顧客を効果的に引き付けることが可能です。結果として、ランディングページからのコンバージョン率が高まり、マーケティング活動の投資対効果を向上させられるでしょう。

他ページへの離脱が少ない

ランディングページを活用する3つの目のメリットは、他のページへの離脱が少なくなり、コンバージョンに辿り着きやすいという点です。普通のWebサイトであれば、目的以外の商品やサービスが掲載されています。

そのため、最初は目的を達成しようとして訪れたユーザーが、関係のない商品やサービスをチェックしたり離脱をしてしまい、そのうちに本来の目的を忘れて、コンバージョンにつながらなくなってしまうのです。

いっぽうでランディングページは通常、他のページへのリンクやナビゲーションメニューを持たず、ユーザーが1つの目的に集中できるように設計されています。これにより、ユーザーがサイト内をさまようことなく、目的のアクション(例えば、商品購入やサインアップなど)に辿り着く確率が高いです。結果として、離脱率の低下とコンバージョン率の向上が期待できます。

ユーザーを惹きつけるデザインで制作できる

ランディングページのもう一つの大きなメリットは、ユーザーの注意を引きつける魅力的なデザインで制作できることです。

ランディングページは、特定のユーザーの興味を刺激するために、インパクトのあるビジュアルやクリエイティブなデザイン要素を用いて構成されます。鮮やかな色使い、ウィットに飛んだ画像、動画、アニメーションなどを使用することで、ユーザーの興味を引き、メッセージを効果的に伝えることが可能です。

目を引くデザインは、ユーザーのエンゲージメントを高め、コンバージョンにつなげる重要な役割を果たします。

デメリット

ランディングページの運用には多くのメリットがありますが、同時に以下のようなデメリットも認識する必要があります。

  • 1ページ完結型なのでコストがかかりやすい
  • 集客方法を間違えると伸びにくい

これらを理解し対策をすることで、ランディングページの運用効果を最大化できます。

1ページ完結型なのでコストがかかりやすい

ランディングページは1ページで完結する形式を取るため、そのページ1つ1つに高いデザインや開発のコストがかかりがちです。特に、ターゲットに合わせたカスタマイズや、インパクトのあるビジュアル、効果的なコンテンツ制作には、専門的なスキルが必要となります。

また、ランディングページは制作したら終わりではありません。広告などに打ち出した後も、分析し修正などを重ね、コンバージョンを最大化するための作業も必要です。

そのため、複数のランディングページを制作し運用する場合は、それぞれ初期コストもかかりますし、その後の運用コストも継続してかかるので注意しましょう。

集客方法を間違えると伸びにくい

デジタルマーケティングではさまざまな集客方法がありますが、ランディングページは、適切な集客方法を用いないと効果を発揮しにくいです。

  • 効果の出にくい集客方法:SEO対策
  • 効果の出やすい集客方法:バナー広告、SNS広告、リスティング広告

特に、ランディングページはSEO対策との相性が悪いことが多く、検索エンジンからの自然な流入を見込むことはむずかしいと言われています。これは、ランディングページが一般的に短いコンテンツであり、他のページとの関連性が少ないため、検索エンジンによる評価が低くなるためです。

広告費の削減にもつながるので、SEO対策での効果が見込めれれば好ましいですが、専門的な知識が必要となってきて時間もかかります。もし、SEO対策でランディングページの効果を上げたいといった人がいたら、以下の記事を参考にしてみてください。

ランディングページの効果的な集客のためには、一般的には広告費用を支払って掲載する、バナー広告やSNS広告、リスティング広告などの手法と組み合わせるほうが効果が発揮されるでしょう。

集客に結びつきやすいランディングページの特徴

集客に効果的なランディングページを作成するためには、いくつかのポイントや特徴をおさえ、それらを適切に取り入れる必要があります。

ファーストビューのコピーと画像が重要

ランディングページにおいてファーストビューは、ユーザーの注意を引き、興味を喚起するために最も重要な要素です。この部分で使用されるキャッチコピーや文章、画像は、ユーザーに強い印象を与え、ページの目的やメッセージを明確に伝える役割を担います。

たとえば、ファーストビューにサービスのロゴと名前しか情報が入っていない場合、ユーザーは最初の段階で興味関心を失い離脱する可能性が高いです。

いっぽうで効果的なファーストビューは、簡潔で説得力のあるコピーと、関連性の高い魅力的な画像を組み合わせて構成されています。そうすることで、訪問者の興味を即座に引き付け、ページ内でのさらなるアクションへと導きことができるのです。

ランディングページの構成はPASONAで作成する

PASONA(Problem, Affinity, SOlution,Narrowing down, Action)は、効果的なランディングページを構築するための一般的なフレームワークです。それぞれの内容を、例を出しながら紹介していきます。

PASONA内容(例)40〜50代向けのシャンプー
Problem:問題訪問者の抱える課題や問題を取り上げる(例)最近、髪がパサついていませんか?
Affinity:親近感問題をより深く掘り下げ、共感を誘う(例)髪の艶がなくなり、アホ毛がでて、スタイリングがしずらい、、、子供になんか老けたと言われると悲しいですよね。
SOlution:解決策提供する製品やサービスを解決策として提示する(例)そんな時に、濃密シャンプー。うる艶髪で−5歳。
Narrowing down:絞り込みユーザーが求める情報に簡単にアクセスできるよう導く(例)11月30日までのお申し込みで1,000円引き!
Action:行動ユーザーに具体的な行動を促す(例)1分で簡単!お申し込みはこちらから。

このような構成は、訪問者を効果的にコンバージョンへと導くために有効です。

具体的な事例や数字が掲載されている

集客に効果的なランディングページの特徴の一つとして、具体的な事例や数字が掲載されていることが挙げられます。事例や数字は、製品やサービスの効果を証明するための重要な要素です。実際の事例や統計データを用いることで、訪問者に対する信頼性と説得力を高めることができます。

事例と数字を用いる例

①顧客の成功事例
「〇〇サービスの導入によって、コンバージョン率が120%に増加。売り上げの増加に貢献しました。」

②製品の使用前後の比較
「〇〇商品を利用して、肌の水分率が5%アップ。効果を実感した人が90%以上です。」

このように具体的な成果を示す数字などを掲載することで、訪問者に対して製品やサービスの価値を具体的かつ信頼できる形で伝えることができます。

ユーザーファーストで作成されている

ランディングページがユーザーファーストの観点から作成されていることも、集客において非常に重要です。

売り手側の策略や都合が反映されたランディングページで、コンバージョンを効果的に得ることはできません。常にユーザーのことを第一に考えるユーザーファーストで、ユーザーのニーズや悩みを深いところまで理解し、それに応え、伝えるためのランディングページであるべきです。そうすることで、結果として訪問者の満足度を高め、コンバージョンに結び付けることができます。

また、ユーザーファーストのデザインは、使いやすさやアクセシビリティにも配慮されており、ユーザーが求める情報に簡単かつ迅速にアクセスできることが理想的です。ユーザーの視点に立ったランディングページの設計は、効果的なユーザーエクスペリエンスを提供し、最終的なビジネス成果に大きく寄与します。

ランディングページを活用した3つの集客方法

ランディングページはデジタルマーケティングにおいて強力な集客ツールです。その効果を最大限に引き出すためには、戦略的な運用方法を理解し、適切に運用することが重要です。ここでは、ランディングページを活用した効果的な集客するためのポイントを3つ紹介します。

集客はランディングページ制作後の運用が最重要

ランディングページの制作後、その運用が集客成功の鍵となります。単に魅力的なページを制作するだけでなく、そのページをどのように活用し、ユーザーに届けるかが重要です。

運用を効果的にするために、必ず分析と改善を行いましょう。分析ツールにはGoogle Search ConsoleやGoolge Analytics、ヒートマップツールなどがあります。それらのツールを利用し、ユーザーがどこから流入し、どんな行動をしたのか、どこで躓きコンバージョンに至らないかなどを分析することが可能です。このように、ランディングページのパフォーマンスを定期的に分析し、必要に応じて内容を最適化することで、継続的に高いコンバージョン率を維持することができます。
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Web広告の運用をプロに依頼する

ランディングページを効果的に運用するなら、Web広告のプロフェッショナルに依頼するのがベストです。そもそも、Web広告の専門の知識が必要となり、経験によってしか得られないスキルもあるため、一から学んで運用をするとなると、最初から効果的な運用は期待できません。

代理店などのプロによるWeb広告の運用は、ターゲットオーディエンスを正確に特定し、商品やサービスに高い関心を持つ潜在顧客を効率的に誘導することができるでしょう。効果的なWeb広告の運用について詳細を見てみる

サイト一体型のランディングページを作成して運用する

サイト全体と一体化したランディングページを作成し、それを運用することもできます。これは、ランディングページをWebサイトの一部として組み込み、サイト全体の流れの中で自然にユーザーをランディングページへと導く方法です。このアプローチは、ユーザーに対してより一貫性のある体験を提供し、ブランド信頼性を高める効果があります。

例えば、基礎化粧品を販売するメーカーの場合、Webサイトトップは全商品のまとめや会社について載せ、各商品ページをランディングページにすれば、サイト一体型ランディングページとなります。この方法であれば、SEO対策との相性も良く検索エンジンからの自然な流入を促進することも可能です。

まとめ

ランディングページを活用した集客方法には、さまざまなアプローチが存在します。その中ででも、Web広告の専門家による運用、サイト一体型のランディングページの作成、そしてランディングページの継続的な分析と改善が、効果的な集客への鍵となります。これらの方法を適切に組み合わせることで、ランディングページは強力なマーケティングツールとして機能し、目標とするユーザーへのリーチとコンバージョンの向上に大きく寄与することでしょう。

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。