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SEO
Update: 2024/4/17

SEOの外部対策で信頼性と権威性をアップさせよう|具体的な外部施策と分析方法を解説

SEO対策をおこなうことで、検索エンジンでランキング上位を獲得することでアクセス数を増やすことが可能です。SEO対策には内部対策と外部対策の大きく分けて2種類の方法があり、今回はWebサイト外でおこなう「外部対策」について詳しく説明していきます。

  • SEOの外部対策について詳しく知りたい企業
  • 効果的なSEO対策について知りたい人
  • Webからの売上をアップさせたい企業

成果の出る外部対策の具体的な外部対策の方法、また外部対策の効果測定についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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SEOの外部対策とは

SEOの戦略には、Webサイトの検索結果でのランキングを改善するために、大きく分けて「外部対策」と「内部対策」があります。

このうち外部対策とは、主にWebサイト外部でおこなわれるSEO対策の手法のことです。外部対策をすることで、Webサイトの信頼性や権威性を高めることができ、検索ランキングを向上させることが期待できます。

ここからは、SEOの外部対策の特徴と、Webサイト上でおこなう内部対策との違いを詳しく説明していきます。

SEOの外部対策の特徴

外部対策とは、Webサイト外でおこなうSEO対策のことを指し、Webサイトの評価を向上させることを目的とします。

具体的な外部対策は以下の通りです。

  • 他サイトからの被リンク獲得
  • SNSでの投稿や共有
  • 口コミやレビューサイトなどの評判 

外部対策はWebサイト自体の内容や品質とは直接関連しないものです。

しかし、これらの外部対策によって、自社のWebサイトが他者から信頼されており権威のあるサイトであることを検索エンジンに示すことができ、ランキングの向上に寄与します。

内部対策との違い

SEOの内部対策は、Webサイト内の要素に注目し、それらを最適化することで検索エンジンにより良く評価されることを目指します。たとえば、キーワードの選定やコンテンツの品質向上、サイト構造の最適化、メタデータの整備などです。

内部対策がWebサイトの「内部」に焦点を当てるのに対し、外部対策は「外部」からWebサイトの価値を高めることに重点を置いています。外部対策と内部対策の違いについて、以下の表にまとめたので参考にしてください。

SEO対策外部対策内部対策
特徴Webサイト外でおこなう対策Webサイト内でおこなう対策
具体例・他サイトからの被リンク獲得・SNSでの投稿や共有・口コミやレビューサイトなどの評判・コンテンツの作成
・サイト構造の最適化・ページ表示速度の改善

これらの違いを理解することで、効果的なSEO戦略を立てられるでしょう。

SEOの外部対策が重要である意外な理由

SEOの外部対策は、検索エンジンにおけるWebサイトの評価を高めるために必要不可欠な要素です。また、外部対策が重要な理由は、単にサイトのランキングを上げるだけではなく、ブランドの信頼と権威を構築することにもあります。

まず第一に、政府や公的サイトからの高品質な被リンクを獲得することで、検索エンジンにサイトの信頼性を証明することが可能です。被リンクとは、他のWebサイトが自社サイトにリンクすることで、自社のコンテンツやサービスが価値があると認識されていることを意味します。

そのため信頼性の高いサイトからの被リンクは、検索エンジンによる高い評価に直結するのです。

また、外部対策は検索エンジンのランキング向上だけでなく、ブランドの可視性を高める効果もあります。たとえば、外部対策の1つであるSNSでの共有や投稿によって、ブランドの認知度を向上させ、より多くのトラフィックをWebサイトに導くことが可能です。

このように、SNSなどによる外部対策は新規顧客の獲得や既存顧客との関係強化にも貢献します。その他にも、外部対策で競合他社が獲得できていない被リンクや、アプローチできていないニッチな市場にアプローチすることで、Webサイトの独自性を際立たせることも可能です。

このように、SEOの外部対策は単に検索ランキングの改善だけでなく、Webサイトの総合的な価値を強化する重要な役割を果たします。

成果の出る外部対策のやり方

SEOの外部対策は、検索エンジンからの評価を高めるために非常に重要な要素です。外部対策では、単に外部からのリンクを集めるだけでは不十分で、期待した効果を得ることができません。

成果を出すためには、戦略的かつ効果的な方法で取り組む必要があります。ここからは成果を出すための外部対策の方法について、具体的な戦略と実行のポイントを解説していくので、ぜひ参考にしてください。

良質なコンテンツを制作し拡散してもらう

まず、外部対策の中心となるのは、良質なコンテンツの制作し拡散してもらうことです。情報が豊富で読み応えのある良質なコンテンツは、他のWebサイトやSNSで自然に共有されます。

また、専門性の高いコンテンツは業界関係者やインフルエンサーによって言及される可能性も高いです。こうした良質なコンテンツの拡散は、Webサイトへの被リンクの獲得に直結し、SEOの効果を高めることにつながります。

質の高いサイトからの被リンクをもらう

SEOの外部対策において、質の高いサイトからの被リンクを獲得することは非常に重要です。質の高いサイトとは、良質なコンテンツをもち信頼性と権威性の高いサイトのことを指します。

質の高いサイトの例
  • 政府のサイト
  • 公的なサイト
  • ドメインランクの高いサイト 

このような信頼性や権威性を感じられるWebサイトからのリンクは、検索エンジンに対して自社サイトの価値を示す強い根拠となります。

それ以外にも、影響力の高いインフルエンサーや専門家、関連する業界との関係を築き、積極的に自社サイトのコンテンツを紹介してもらうことで、質の高いサイトからの被リンクがもらえるでしょう。また、質の高いコンテンツを提供し続けることで、自然とこれらの被リンクも増えていきます。

検索以外での流入経路を確保して被リンク対策を打つ

SEOの外部対策では、検索エンジン以外からの被リンクも重要です。SNS、ブログ、ニュースサイトなど、多様なプラットフォームを活用しましょう。これらのチャネルを通じて自社サイトへのリンクを促進することで、被リンクの数と質を高めることが可能です。

さらに、さまざまなチャネルからのリンクは、サイトの露出を増やし、ブランド認知度の向上や訪問者の獲得にも貢献します。このように多角的なアプローチによってより広い範囲からの被リンクを得ることは、効果的な外部対策の1つとなります。

外部対策の効果測定のやり方

SEOの外部対策をおこなった後、その効果をどのように測定し、分析するかも非常に重要です。効果測定をおこなうことで、どの外部対策が効果を発揮しているか、またどのような改善が必要かを理解することができます。

ここからは、外部対策の成果をどのように測定し、分析するかについて詳しく説明していくので、ぜひ参考にしてください。

サーチコンソールで分析する

Googleサーチコンソールは、Webサイトの検索エンジンにおけるパフォーマンスを分析するための重要なツールです。サーチコンソールを利用することで、以下のようなSEOの効果に関する数値を追跡することができます。

  • Webサイトへのトラフィック
  • 各ページの検索ランキング
  • クリック数
  • インプレッション数

など

たとえば、被リンクを獲得したページの獲得前後の検索ランキングやトラフィックの数値を追うことで、外部対策の効果を測定することが可能です。また、最もパフォーマンスの高い記事に対して外部対策をおこない、トラフィックを向上させ顧客の獲得を促すこともできます。このようにして、サーチコンソールでの分析は、外部対策の効果を測定し改善していくことに役立ちます。

エイチレフスを使って分析する

エイチレフス(Ahrefs)は、WebサイトのSEO分析に非常に有効なツールです。このツールでは、独自のシステムによりWebサイトへの被リンクの数や質、リンク元サイトのドメインランクなどを詳細に分析することができます。

エイチレフスを活用することにより、どのようなサイトから被リンクを得ているかを確認できるため、スパムサイトや関係性のないサイトからの質の低い被リンクなどを削除することが可能です。さらに、競合他社のリンク獲得戦略を調査し、自社サイトの外部対策を改善するための洞察も得られます。

このようにGoogleサーチコンソールだけでは得られないような情報を詳細に把握することができるため、エイチレフスは効果的な外部対策をおこなう上で非常に強力なツールの1つです。

ドメインランクチェッカーを使って分析する

ドメインランクとはWebサイトのドメインの強さを示すもので、サイト保有者、ドメインの古さ、被リンクの数や質、コンテンツの数や質などのさまざまな要素で決められます。

このドメインランクが高いほどGoogleから信頼されているサイトであることがわかるため、SEO対策の効果を測定するうえで外せない要素の1つです。Googleではドメインランクを測定するツールを公開していないので、無料や有料で利用できるドメインランクチェッカーをしてください。

ドメインランクチェッカーを利用することで、外部対策がドメインランクにどのように影響を与えているかを確認したり、ドメインランクの高いサイトをチェックして被リンクを得られるようにしたりなどに活用できます。このようにして、さらなるSEO対策の方向性を定めるための有用な情報を得ることができるでしょう。

外部対策の被リンクは質を重要視しよう

SEOの外部対策において、被リンクは重要な要素です。そして、被リンクで最も重視すべきは「質」になります。

質の高い被リンクとは、検索エンジンから権威性が高く信頼できると評価されているWebサイトからのリンクのことです。たとえば、政府のWebサイトや公式のWebサイト、ドメインランクの高いサイトなどがあります。これらのWebサイトからリンクされることは、検索エンジンにとってWebサイトが信頼できる証になるのです。

反対に質の低いリンクもあります。
たとえば、スパムサイトや関連性のないサイトからのリンクなどです。これらの被リンクは、逆にSEOに悪影響を及ぼすことがあり気をつけなければなりません。

したがって、被リンクの獲得においては、数より質を優先することが重要です。質の高いリンクを獲得するためには、関連性の高い業界のWebサイトや専門家などとの関係構築を積極的におこないましょう。また、高品質なコンテンツを提供することで、自然とこれらのサイトからのリンクが得られるようになります。SEOの外部対策においては、高品質なコンテンツを作成し質の高い被リンクを得ることに注力することが、成功への道を開く重要なステップです。

まとめ

SEOの外部対策における被リンクの構築は、数よりも質を重視することが重要です。信頼できる権威性のあるWebサイトからの質の高いリンクは、検索エンジンにおけるWebサイトの評価を高め、SEOの効果を最大化します。

また、SNSやニュースサイト、ブログサイトなどでの共有、拡散されることで、Webサイトのトラフィックを集めて、検索エンジンからの評価を高めることが可能です。

外部対策は即効性のある施策ではありませんが、Webサイトを成長させていくために必要不可欠な要素のため長い目で見て対策をおこないましょう。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。