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マーケティング
Update: 2023/9/2

良い商品なのにどうして売れないの?商品が売れない原因と売るための3つのコツ

商品が売れない…と悩んでいる企業は世の中にたくさんあります。商品が売れない原因は必ずどこかにあり、それをマーケティングで解決することは可能です。良い商品であれば、原因を突き止めて解決するだけで、商品がに売れるようになることもあるでしょう。

そこで本記事では、商品が売れずに悩んでいる人に向けて、原因の見つけ方と解決策を紹介します。原因を突き止め、自社の商品をより多くの人に届けましょう。

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商品が売れない原因

「商品が思ったように売れない…」そんな時に考えられる原因は下記の通りです。

  • 商品の魅力が伝えきれていない
  • 商品のブランディングができていない
  • 商品・サービスサイトのコンテンツに魅力がない
  • 企業・商品サービスサイトの信頼性が低い

以下では、それぞれの原因について深掘りしていきます。商品が売れない原因を突き止め、すぐに改善へと移りましょう。

商品の魅力が伝えきれていない

商品の魅力の伝え方を考えている人

商品の魅力が伝えきれていないと、思うように売ることができず企業の成長にも関わってくるでしょう。では、どのような状態が「商品の魅力が伝わっていない状態」といえるのでしょうか。

商品をただ販売しているだけになってしまっている

商品をただ販売しているだけでは、魅力は伝わりません。たとえ魅力的な商品だったとしても、お店やサイト上で商品を並べているだけでは売れにくいでしょう。

口コミによってある程度の数は売れるかもしれませんが、オンライン、オフラインでのファンを獲得しない限りは、大きな成果は見込めない可能性が高いです。

そのため、まずお店がすべきことは「お店があること」「どういった商品があるか」を周りに認知してもらうことが重要です。オフラインの店舗で集客をする場合は、Googleマップの活用、ポスティングなどがおすすめです。一方のオンラインの店舗であれば、SNSやWebサイトを利用しての集客が最善でしょう。

どの集客方法が良いかは店舗のタイプや立地によって異なるため、「何から始めればいいのか分からない」という人は、一度マーケティングのプロに相談してみてください。

商品の売り出し方がまだ見えておらずユーザーに届いていない

商品の売り出し方が見えていないと、当然ながらユーザーに商品は届きません。前述した通り、商品のベストな売り方は、その商品によって異なります。

たとえば、Instagramはアプリ内で写真を見てその場で購入することも可能なため、集客から購入までを一本化することができます。最近では、ストーリーズ機能に自社アイテムの広告を流し、そのまま購入画面に誘導している企業も多いです。

自社の商品に適したユーザーはどこにいて、どのような行動をしている人なのか、自社のターゲットに合った施策をおこなっていく必要があります。そうすれば、おのずと商品の売り出し方も見えてくるのです。見込み客の効率的な見つけ方については、こちらの記事もご覧ください。

商品のブランディングができていない

商品の売り出し方がうまくいっても、継続的に売れるようにするにはまた別の技術が必要です。継続的に商品を売っていくためにはブランディングが重要となってきます。

どのように商品の価値を伝えていけばいいかわからない

商品の価値の伝え方がわからないという人もいるでしょう。そういった場合は、まずは商品の価値を再度見直してみることをおすすめします。自社の商品はどんな人に、そういった価値があるのか深掘りしてみてください。

商品の価値を見つけて、それらをユーザーに伝え続けることによりブランディングにつながるのです。

また、価値の伝え方としては、SNSの活用や商品に関するコンテンツの作成などがおすすめです。商品の使い方や利用者やまだ購入していないユーザーにはわからない部分などを開発者などがこういった使い方もできると発信することにより、商品の価値は伝わっていきます。

ブランディングに強い人材がおらず商品のブランド化ができていない

ブランディングに強い人材がおらず、商品がブランド化できていないといった悩みを抱える企業も少なくありません。どれだけ良い商品だったとしても、ブランディングが確立されていなければ継続的に売れる商品にすることはむずかしいのです。

商品をブランド化するには、商品の存在を顧客の中に刷り込んでいく必要があります。

たとえば、専用サイトを作って商品を紹介したり、リターゲティング広告を使ったりして何度も商品をユーザーの目にする機会を増やすとよりブランディングにつながるでしょう。

こういったブランディングでの悩みを抱えている人は、専門家に相談をしてみてください。商品によって、ブランディングの進め方や扱う媒体も異なるので、まずはマーケティングに強い企業に今の悩みを話してみましょう。

商品・サービスサイトのコンテンツに魅力がない

商品が売れない原因として、商品・サービスサイトで公開しているコンテンツに魅力がない場合も考えられます。以下にて具体的な事例を見てみましょう。

商品の写真が少ない

商品・サービスサイトにアップしている写真が少ないと、ユーザーの選択肢が狭まるため売上は伸び悩みます。多くのユーザーは「できるだけ買い物の失敗は避けたい」と考えています。

商品の写真が少ないと「実際の大きさはどれくらいなのか把握できない」「商品の色味がハッキリとわからない」といった不安要素を残してしまうため、購入前に離脱してしまうユーザーが増えてしまうのです。

そのため、商品の各方面からの画像を公開しておきましょう。「自分がユーザーだったらどんな画像を見たいと思うか」「購入前にどういった画像を見ればユーザーの不安を降り除けるか」といった考えも必要です。

ジャンルやコンセプトがばらばら

商品が売れない原因のひとつとして、ジャンルやコンセプトがばらばらのサービスサイトといった課題も挙げられます。統一したコンセプトで制作された商品・サービスサイトであれば、ユーザーはストレスなく商品を選ぶことができます。

たとえば、スポーティーなTシャツとサラリーマンが着るようなスーツがサイトに並んでいると、ユーザーに「このお店は何を売ってるんだ?」と混乱を与えてしまいます。そのため、自社で異なるコンセプトの商品を売る際はサイトをわける必要があります。

商品・サービスサイトの信頼性が低い

商品・サービスサイトの信頼性が低い場合も商品は売れづらいでしょう。ユーザーは、サイト内で商品さまざまな角度から見ているため、企業はあらゆる面に考慮しながら商品・サービスサイトを作る必要があります。

では、具体的にどういった点に気を付ければよいのでしょうか。

料金表示が明瞭でない

料金表示が明瞭になっているかどうかは重要です。料金の変更がしっかりと反映されているか、税込・税抜どちらであるかが一目で分かるか、といった記載は非常に商品・サービスサイトでは重要です。価格設定なども商品と一緒に載せておくとより信頼度は上がります。

料金が決まっている商品にも関わらず、料金形態が書かれておらず問い合わせ後にお知らせといった商品やサービスも少なくありません。見積もりをとってからしか料金がわからない場合は、問い合わせ後でも良いですが料金が決まっている場合に関しては、しっかりとサイト内に掲載をしておきましょう。料金を知るために、メールアドレスや住所などの個人情報を書かなければいけない場合、ユーザーがそこで離脱してしまう可能性があります。

そうならないためにも、商品・サービスサイト内には商品の料金は載せておきましょう。

好意的なレビューが少ない

商品・サービスサイトで好意的なレビューが少ない場合、あまりユーザーから信頼されず売上につながりにくいでしょう。たくさんの良い商品が並んでいても、購入したユーザーのレビューがない場合、「怪しい…」という印象を与えてしまうことが多いのです。しかし、レビューがあったとしても内容がネガティブばかりなものであっても、ユーザーに警戒され商品の売上にはつながりにくいです。

レビューを増やしたい場合は、レビューをしてくれたユーザーに特典を用意しておくのがおすすめです。ポイント特典や、次回商品購入時の割引などが良いでしょう。ある程度のレビューが集まったら、後は自然とレビューが集まるようになります。

商品が売れない原因としては、商品やサービスの見せ方が間違ってしまっている可能性も高いです。当サイトを運営するTHINkBALでは、商品・サービスサイトの制作もおこなっています。商品・サービスの本来の価値や魅力を伝え、より商品や企業のファンを増やすためにも商品・サービスサイトの見直しを考えてみてください。

商品が売れない原因の分析方法

分析をしている人たち

商品が売れない…そんな時の原因を解説してきましたが、次にその原因の分析方法について紹介していきます。商品が売れない原因の分析方法としては、以下のものがあります。

  • 既存顧客へのヒアリング
  • 商品の売上データを分析する
  • 競合商品について分析する
  • 顧客のニーズに合った商品であるかを分析する

それぞれの分析方法をひとつずつ詳細に解説していきます。

既存顧客へのヒアリング

商品が売れない場合は、既存顧客にヒアリングしてみましょう。商品を実際に購入し、利用した顧客からの情報は非常に貴重です。ヒアリング内容としては、「商品で気になるところ」「今後の商品に望むこと」など商品に関することから、「購入までに不満に感じたこと」「どこから購入したのか」など購入動線なども聞いておきたいところです。事前に聞きたいことをまとめておくと、質問もスムーズに済みます。

何気ない対話から大きなヒントを得ることもあるため、異なるターゲット層のユーザに質問をしてみてください。顧客からヒアリングした内容は今後の商品開発やマーケティングに役立つ可能性が高いため、どんどんストックさせておきましょう。

商品の売上データを分析する

商品の売上データを分析することで、商品が売れていない原因が見えてきます。

たとえば、初動の売上が良く、そこから右肩下がりになっている場合は、継続的な集客ができていないことが分かります。そのため、継続的な集客が見込めるSEOやSNS、定期的なキャンペーンなどを取り入れることで改善することが可能です。

また、売上にムラがあり、時期的な法則性が見受けられる場合は、年間を通して商品が売れるための施策を考案する必要があります。加えて、売れる時期には更に多くの売上を作れるように事前準備をするのも効果的です。

競合商品について分析する

商品が売れない原因の分析方法として、競合商品の分析も効果的です。たとえば、下記の点について分析することで売上向上のヒントが見えてくることがあります。

  • どういった点で差別化を図っているのか
  • どの媒体を使って商品を販売しているのか
  • 媒体内でどのような施策を実施しているのか

など、さまざまな分析方法があります。サイトやSNSなど特定の分野にしぼって分析してもよいでしょう。たとえば、Webサイトであれば「どんなコンテンツをどれくらいの頻度で発信しているか」「集客から販売までの導線をどう描いているか」などを中心に分析すると改善策が見えてきます。

商品が売れるためのコツ

売り上げが上がっているグラフ

商品が売れない原因や売れない原因の分析方法について解説してきましたが、次に商品を売るためのコツについて紹介をしていきます。

  • まずは商品の認知拡大が重要
  • 商品とプラスして企業のブランディングも大切
  • 商品を売るためにはマーケティングのプロへの依頼もおすすめ

それぞれのコツについて詳しく見てみましょう。

まずは商品の認知拡大が重要

まず、商品が売れるコツとして重要なのが、商品の認知拡大です。どんな魅力的な商品も人に認知されなければ、購入されることはありません。

認知拡大につながるのは「コンテンツの更新」「SNSの運用」「Web広告の運用」の3つがメインになります。最も手軽にできるのはSNS運用ですが、信頼性を上げ、ブランディングにつなげるために商品におけるコンテンツの更新も重要といえます。

サイトの運営は、SNSと連携することで高い効果を発揮するため、サイト作成とSNS運用はセットと考えてよいでしょう。この3つをうまく運用することにより、ブランディングや顧客のファン化につなげることができ、認知拡大や商品の購入にもつながっていきます。

商品とプラスして企業のブランディングも大切

商品が売れるコツとしては、商品の開発も大切ですが、企業のブランディングも同じくらい力を入れることです。良い商品ができたとしても、企業自体のブランディングできていないと大きな認知拡大にはならず、商品が売れても一過性のものにすぎないでしょう。

商品の価値やブランディングと同様に、企業の価値や信頼性も商品の売上には必ず関わってきます。顧客から信頼を得るためには、長い時間と月日を必要としますが、意識的な運営をおこなうことで着実に信頼を得ることができるでしょう。

企業のブランディングや知名度の上げ方については、こちらの記事もご覧ください。

大手企業のブランディングやキャンペーンをおこなってきたTHINkBALは、オンラインでの集客や企業、商品のブランディングを強みとしています。思ったように商品が売れず、悩んでいる企業はぜひご相談ください。

商品を売るためにはマーケティングのプロへの依頼もおすすめ

商品が売れるようになるコツとして、マーケティングのプロに依頼してみるのもおすすめです。

マーケティングは、考案から実施まで長い時間と専門性の高い知識を必要とします。商品を売上につなげることは、あらゆる方面からの施策が必要となります。人材を雇用するにしても、それぞれの知見を持った人を複数人雇うことになるでしょう。そうなると、膨大な費用がかかります。

全知識を持った人材が所属するデジタルマーケティング企業に相談をしてみると、自社で雇用をするよりも安く済む場合があります。

当サイトを運営しているTHINkBALは、商品の認知拡大や商品購入、リード獲得を得意としているため、商品やサービスが売れないことで悩んでいる人はぜひご相談ください。良いものを作っていても、マーケティング技術がなければ、より多くの人に商品を知られることはありません。売り上げが伸び悩み、企業の成長に不安を持っている企業はぜひ一度THINKBALにご相談ください。

まとめ

この記事では商品が売れない原因や商品を売るためのコツについて、紹介してきました。

良い商品を作成できていたとしても、認知拡大をしてファンを増やす施策をおこなわなければ、ユーザーは増えません。商品は、マーケティング施策を実施することではじめて売れます。

「商品が売れない…」と悩んでいる人は、一度マーケティングのプロに相談し、突破口を探してみましょう。一度の相談で、これまで日の目を浴びてこなかった商品が、多くのお客さんに愛される商品へと変化を遂げる可能性もあるのです。

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。