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コンテンツマーケティング
Update: 2024/4/28

メルマガのメリットとは?配信時の注意点や書き方の事例も紹介

メルマガは、顧客に対して定期的に新商品案内やお役立ち情報をメールで送るマーケティング手法です。よく使われる手法ではありますが、効果的にメルマガ配信をおこなえている担当者は少ないかもしれません。

  • リピーターを増やすためにメルマガを配信したい人
  • 効果的にメルマガ配信を行いたい人
  • メルマガ配信を始めるので注意点が気になる人

この記事を読めば、メルマガ配信について理解できるので、効率的な運用によってリピーターを増やしたり、商品サービスの購入を増やしたりできます。ぜひ参考にしてくださいね。

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メルマガ配信のメリット

メールの画像

メルマガを配信することで、以下のようなメリットを得られるようになります。

見出しのポイント
  • 既存顧客の育成
  • 企業のブランディング
  • 売り上げアップ
  • 情報の更新

ここからは、それぞれのメリットについて解説していきます。

既存顧客の育成

メルマガを配信することで、既存顧客をファンとして育成させることができます。ファンとなった顧客のことは「ロイヤルカスタマー」とも呼び、企業やブランドに対して愛着を持ってくれるようになります。

すると他社から類似商品・サービスが展開されても流れにくくなるので、顧客層を維持できるようになるのです。

ちなみに、マーケティング用語として「パレートの法則」という法則があり、売り上げの8割のうち、2割がロイヤルカスタマーを占めているという考え方があります。このように、顧客をファン化させることはマーケティングにおいて大切なことなのです。

企業のブランディング

効果的にメルマガ配信を行うと、企業のブランディングに繋げることができます。それは、メルマガ配信によってユーザーとの接触が増えるからです。

接触する機会が増えると、そのブランドがどんな商品・サービスを展開しているのか、ブランドのロゴやテーマカラーはどんな風だったか、などといった情報をユーザーが記憶します。するとブランドに興味を持ち、やがて好感度や信頼感が高まっていくのです。

こうしたブランディングは、一回きりのアプローチで成功するものではありません。メルマガ配信のように、時間をかけながら繰り返し接触することで達成します。

売り上げアップ

メルマガ配信によってロイヤルカスタマーを育てたり、ブランディングに成功したりすると、売り上げアップも期待できます。

特にメルマガから商品・サービスの購入に繋がることは多いです。なぜなら、メルマガは広告と比べてユーザーとの距離が近い媒体だからです。広告は自分の意思とは無関係に表示されますが、メルマガは会員登録などをきっかけに始まります。自分の意思で登録をしているので、広告と比較してクリック率が高くなるのも事実です。

つまり、メルマガの登録者には商品・サービスに興味があるユーザーが多いので、購入に至る可能性が高くなります。

情報の更新

メルマガを配信することで、ユーザーに情報を伝えられることもメリットの1つです。ECサイトやオウンドメディアで情報を更新しても、自然流入からユーザーを集めて情報を知ってもらうことは困難です。そのためにはユーザーが定期的に情報を集めなければなりませんし、そこまで積極的になってくれるユーザーはごくわずかです。

そこでメルマガとしてこちらから配信すれば、ユーザーに最新情報を届けることができます。ユーザーの興味を引けばWebサイトにも誘導できるので、効率的なマーケティングとなります。

メルマガ配信のコツ

開封されているメール

効果的にメルマガを配信するには、以下のようなコツを知っておくといいでしょう。

見出しのポイント
  • メルマガ配信の目的を決める
  • ユーザーが求めている情報を理解する
  • 読みたくなるような内容にする
  • 興味の引く件名にする
  • メルマガの目的によって書き方を変える

これらのコツを取り入れることで、ユーザーにアクションを起こしてもらえるようになります。ここからは、それぞれのコツについて解説します。

メルマガ配信の目的を決める

ユーザーにとって価値のあるメルマガを配信するには、目的やKPIを決めることが大切です。目的やメッセージが定まっていないと、ただ情報を並べているだけのメルマガになってしまいます。すると読者はメルマガに価値を見出せず、次回もメルマガを読みたいと思ってはくれません。

また、KPIが決まっていないと、KGI達成には繋がりません。目標がないので、メルマガを配信してもKGIは達成せず、リソースもコストも無駄になってしまうでしょう。KPIのないマーケティングは、効率的とは言えません。

メルマガでブランディングを行いたいのか、商品・サービスの販促を行いたいのかなど、目的やKPIを定めることでコンテンツに軸が生まれます。するとメッセージが明確になり、ユーザーにも届くようになります。

ユーザーが求めている情報を理解する

企業の目的を達成させるだけでなく、ユーザーがどんな情報を求めているのかを理解することも重要です。それはユーザーのニーズを理解しないままコンテンツを作っても、一方的に情報を押し付けているだけになってしまうからです。

そこでどんなことに興味があるのか、どんな悩みがあるのかなどといった観点からターゲットを分析していきましょう。

ターゲットについて理解することで、ユーザーを惹きつけるコンテンツを作成できるようになります。

読みたくなるような内容にする

メルマガを読んでもらうには、ユーザーを惹きつけるような内容にしましょう。メルマガでは新商品やキャンペーンに関する情報を発信しますが、そもそもユーザーは興味を持っていないかもしれません。メルマガを読んでもらうには、興味がないユーザーを引き込まなければなりません。

そこでメルマガには、ユーザーが知らないような情報を盛り込んでみましょう。例えば、「肌の乾燥の原因の1つは汗だった!」というテキストを件名に盛り込むと、「どうして?」とユーザーは気になるでしょう。そして本文で論理的な解説をすることで、「なるほど!」と興味を持ってもらえます。

このように、「なるほど!」と思えるような情報を盛り込むとコンテンツのクオリティが高まります。こうした工夫があれば、ユーザーは「次も読んでみよう」と思い、リピートして開封するようになるでしょう。

興味の引く件名にする

メルマガの開封率を上げるために、興味を引く件名にしましょう。ユーザーがメルマガを開封するかどうかは、件名によって決まるといっても過言ではありません。つまり、件名で興味を持てなければ、開封してもらえないのです。

そこで、件名にはユーザーにとってどのようなメリットがあるのかを伝えるようにしましょう。例えば無料で利用できたり、クーポンを配布していたりと、メルマガを読むことでどんな価値を得られるのか具体的に記載すると効果的です。

メルマガの目的によって書き方を変える

メルマガの書き方は1つではなく、目的によって書き方を変えると効果的です。例えば、製品・サービスの販促を目的としたメルマガなら、その業界のプロならではの知見や情報を盛り込むといいでしょう。ユーザーにとっては新しい情報となるので、興味を持ってもらえます。

またセミナーやイベントの告知をする場合は、過去の参加者のレビューを盛り込むという工夫ができます。生の声を取り入れることで、説得力が増します。

メルマガ配信の注意点

スマホからメルマガが届いて通知が鳴っているイラスト

メルマガ配信においては、以下のような注意点を知っておきましょう。

見出しのポイント
  • メルマガ配信はタイミングが重要
  • 送る相手によって内容を変更する
  • お知らせやキャンペーン情報だけにしない

これらに注意することで、ユーザーに不快感を与えずに配信できるようになります。ここからは、それぞれの注意点について解説します。

メルマガ配信はタイミングが重要

メルマガを配信するタイミングは工夫が必要です。例えば平日の午前中は、9時以降に配信してしまうと学校や会社にいる時間帯なので、読んでもらえない可能性があります。すると開封率が上がらず、メルマガの役割を果たせません。

また配信頻度が高すぎると、ユーザーに不快感を与えてしまう可能性があります。するとユーザーがメルマガを開封してくれなかったり、企業やブランドに対する好感度が下がってしまったりします。

こうした事態を避けるためにも、メルマガを配信するタイミングには注意しましょう。平日なら通勤・通学時間を狙った9時よりも前の時間帯や、昼休みの時間帯、また就寝前の22時前後が効果的です。

送る相手によって内容を変更する

ターゲットの属性に合わせて内容を変更するようにしましょう。例えばプロテインのメルマガを配信するとしても、相手によって目的が異なっています。ダイエットをしたいと思っているユーザーに対して、筋肉が大きくなることに焦点を当てたメルマガを配信しても、価値を見出してもらえないでしょう。

またユーザーの興味関心に加えて、関係によってコンテンツを分けることも大切です。例えば、ユーザーとの関係性は以下のように3つに分類することができます。

  • 関係性を築けているユーザー(ロイヤルカスタマー)
  • これから関係性を築きたいユーザー
  • まだ関係性ができていないユーザー

「これから関係性を築きたいユーザー」に関しては、ロイヤルカスタマーまで育てるため、ブランドに対して愛着を持ってもらう必要があるでしょう。一方、「まだ関係性ができていないユーザー」については、まず企業やサービスについて知ってもらうため、ブランディングが必要です。

このようにターゲットのニーズや関係性を分類し、それぞれに合わせたコンテンツを作成しましょう。コンテンツを分けることで、興味を持ってもらえたり、目的を達成できたりします。メール配信ツールを用いれば、ターゲットごとに内容を出し分けることも可能です。

お知らせやキャンペーン情報だけにしない

メルマガだからと言って、お知らせやキャンペーン情報しか送らないようでは効果がありません。ユーザーからしてみれば、販促のためだけにメルマガが配信されているように感じられ、信頼感がなくなってしまいます。

そこでユーザーからの好感度や信頼性を獲得するために、興味がありそうなコンテンツを配信するといいでしょう。例えば、スキンケアを取り扱うブランドであれば、スキンケアに役立つ情報やノウハウを発信できます。このようにお得な情報を届けることで、ユーザーにとってメルマガに価値を見出せるようになります。

メルマガの書き方の事例

メール打ち込んでいる女性

ここからは、上記でご紹介したコツを取り入れたメルマガの書き方を事例で紹介していきます。メルマガのテキストを作成する際は、ぜひ参考にしてください。

良いメルマガ例

件名:5/30(月)【無料セミナー開催】集客率30%増加!効果的なSNS運用・マーケティングをしたい方必見!

本文:

田中様

こんにちは、メルマガ担当の佐藤です。

今回は5/30(月)に開催する無料セミナーについてご連絡いたしました。

Webマーケティングにおいて、SNSはマストと言っても過言ではありません。

SNSを効果的に運用すれば、集客率を30%増加させることも可能です!

無料セミナーでは、SNSに関するノウハウ成功事例についてご紹介します。

ぜひふるってご参加ください!

良いメルマガの件名では、「【無料セミナー開催】」というように冒頭でユーザーに対するメリットを記載しています。さらに「集客率30%増加!」とセミナーを受けた後の効果について明記することで、ユーザーが求めている情報であることを提示しています。

さらに本文では、WebマーケティングにおけるSNSの重要さや、その効果について語りかけることで、セミナーを受講してみたいという気持ちを誘っています。

他にも読みやすいように改行したり、興味を引いて欲しい部分を太字にしたりする工夫がみられます。

悪いメルマガ例

件名:【5/30(月)】無料セミナー開催のお知らせ

本文:

田中様

この度は5/30(月)に無料セミナーを実施いたします。本セミナーは「効果的なSNS運用・マーケティング」をテーマにしており、SNSに関するノウハウや成功事例についてもご紹介いたします。

ふるってご参加ください。

悪いメルマガの件名では、基本的な情報しか記載されていません。するとユーザーはこのセミナーに参加することで、どんなメリットを得られるのかが一目でわからないのです。さらに本文も単調で、セミナーの魅力がいまいち伝わってきません。

まとめ

今回はメルマガ配信のメリットやコツについて解説しました。効果的にメルマガを配信するには、以下のポイントを押さえましょう。

この記事のまとめ
  • メルマガ配信の目的を決める
  • ユーザーが求める情報を盛り込む
  • 興味を引く件名にする
  • 配信するタイミングに気をつける

メルマガは配信する目的を決めて、それを軸にコンテンツを作成しましょう。その際、ユーザーが求める情報を盛り込むことが重要です。また、開封するかどうかは件名によって決まるので、興味を引くようなテキストにしましょう。さらに、配信するタイミングによっても開封率は左右されます。

この記事でご紹介したコツや注意点を参考にして、メルマガ配信を行ってみてください。

もしメルマガ制作や配信がうまくいかない場合は、ぜひお気軽にTHINkBALへご相談ください。

リピーターを増やすための効果的なメルマガ配信

Webコンサルティング 資料画像

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。