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マーケティング
Update: 2023/6/14

競合との差別化ができてない|どんなポジショニングがいいの?

自社商品やサービスを競合他社の類似商品やサービスと差別化できておらず売上が伸び悩んでいる企業の方向けに、マーケティング戦略を取り入れ競合と差別化する方法をご紹介していきます。

  • 自社のポジショニングに迷っている人
  • 自社の強みを活かしきれていない人
  • 価格競争から抜け出したい人

競合他社と差別化できない原因を理解し失敗しないコツを取り入れるだけで、自社商品やサービスの売上に直結するアイデアにつながるので是非参考にしてください。

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競合と差別化ができていない原因とは

競合他社との比較をしている人たち

ここでは、自社商品やサービスが、競合他社と差別化できない理由を事例を含めながら解説していきます。

具体的なターゲット設定ができていない

自社商品やサービスを求めているユーザーがどんな人物であるか、性別、年齢、生活スタイルなど細かくターゲット設定されていな場合に、WebサイトやSNS運用で上手くいかないことがあります。

競合他社が狙っているターゲット層が本当に自社商品やサービスのターゲット層なのか?考えてみることも必要です。

社会的背景や時期、流行りにより同じ商品やサービスでもマッチするターゲット層が変わってきます。競合他社と差別化する為にも、現在のターゲットは、自社商品やサービスのターゲット設定の見直しも考えましょう。

自社の強みを理解できていない

自社商品の強みは、制作現場の自分たちが一番理解できていると思い込むことで、ほかの使い方や認知のチャンスを逃がしていることもあります。

他者視点を入れるためにも、自社商品やサービスのユーザーだけではなく使っていないユーザー層にサンプルで試して使用してもらうことにより、新たな自社商品やサービスの強みを発見することにつながります。

消費者のニーズ調査が十分でない

実際に使うユーザーのニーズを企業側が理解していない場合もあります。

  • 自社商品やサービスのユーザー層がどんな使い方をしているのか
  • 他にどんな使い方をしたいのか
  • 追加で改善点はないのか
  • そもそも新しい商品やサービスが必要なのではないか

上記のように広い視野を持って商品やサービスを使う消費者のニーズを調査・分析してみましょう。そこには新しいアイデアや競合との差別化につながるヒントが隠されています。

競合と差別化する方法

競合から一歩抜け出した人

マーケティング戦略を取り入れ競合他社と差別化する方法を説明していきます。

コストリーダーシップ戦略

コストリーダーシップ戦略とは競合他社よりも低いコストで生産する戦略のことです。コストでリーダーシップを取るため値下げ競争となりますが、品質を保ちコストを最小限におさえることで競合と値段で差別化することができます。

自社の特異を押し出す差別化戦略

売れる商品には売れる仕組みがあります。

  • 手軽さ
  • 商品力
  • 顧客対応

大きく分けて3つのパターンでユーザーは商品やサービスを選んでいると言われています。同時にすべてのパターンを満たすことは出来ず、どこかに絞る必要があります。

  • 競合他社よりも、より便利で安く
  • 競合他社よりも、より高品質に
  • 競合他社よりも、より親しみやすく

このように自社商品やサービスの特異を全面的に押し出すことで、ユーザーにとって他の商品やサービスとの差別化につながります。

価格設定における差別化戦略

競合よりも安く同じ商品やサービスを提供することでコストリーダーシップに優位に立てますが、逆に競合よりも高いレベルをより高価に提供することもできます。

安価なだけではなく、高価でも競合と差別化することができます。

ターゲットや市場を絞る集中戦略

ユーザーの悩みを解決できる商品やサービスとして自社商品がマッチしているのならば、より多くのユーザーに認知してもらう必要があります。

まずは自社商品やサービスを必要としているターゲットを絞りそのターゲットとなるユーザーはどんな市場のどのジャンルに多くいるのかを調査し、結果を元にユーザーへアプローチし認知してもらう必要があります。

そのため、やみくもにPRするのではなくユーザーが情報を得るタイミングに露出する為に戦略を立てます。この様な専門的知識を自社内で補うことが難しい場合には外部のプロフェッショナルの力を借りることも視野に入れましょう。

自社商品の現在のポジションを知る方法

競合との差別化に成功した人

自社商品やサービスの競合他社を分析し自社商品の現在のポジションをある程度把握しておく必要があります。

自社が思っているようなユーザーへの認知のされ方がなされていない場合や想像もしていなかった層に認知されている場合もあります。

現在の自社商品やサービスのポジションを知るためにはアンケート会社やPR会社など外部のサービスを利用するとよいでしょう。

ポジショニングマップを作成する

ポジショニングマップを作成し競合他社がどこにいるのかを把握し、空いているポジションはどこなのかを知ることで他社との差別化を測ることができます。

他社がやっていないサービスや機能を取り入れることで、ユーザーにとって唯一無二の存在になります。

市場を分析する

他社との差別化を測り自社商品やサービスの方向性が決まったら、市場を分析する必要があります。価格帯や数量など、その市場のユーザーに本当に必要となるサイズなのか?価格なのか?競合他社商品やサービスを実際に使うだけではなく、実際に使っているユーザーの声も聞くことで自社の持っている考えとは別の発見もあるでしょう。

消費者のニーズを調査する

本当に必要とされているのか。改善する必要があるかもしれない。消費者のニーズを調査することで、この様な自社だけでは生まれない視点をもてます。

ターゲットとなるユーザーにマッチした層に事前にアンケートを取ることで商品者のニーズを商品化する前に知ることもできます。

競合との差別化を意識したTHINkBALのWebマーケティング

THINkBALでは、競合他社との差別化をWebマーケティングの知識を取り入れ解決していきます。

競合との差別化を目指したWebメディアの作成

自社商品やサービスにマッチしたユーザー層が競合他社を利用している場合に、どうしたら自社の魅力を伝えられるだろうか、このようなことでお困りの企業は少なくありません。

競合他社にない自社の強みを探したり、ブランドサイトやコーポレートサイト、サービスサイトの立ち上げで自社商品やサービスを差別化してアピールできたりするのは、THINkBALの強みです。

自社商品やサービスを選ぶことで、ユーザーにとってメリットを感じられるコンテンツ作成を得意としています。

コーポレートサイト、ブランドサイト、サービスサイトの詳細はこちらから→コーポレートサイト ブランドサイト サービスサイト

独自の強みを押し出すのはコンテンツ運用が大切

THINkBALはサイト制作だけでなく、コンテンツマーケティングやSNSマーケティングも提供が可能です。自社商品やサービスを、オウンドメディアやSNSを通してより身近に感じてより多くの人に認識してもらうためにも、コンテンツマーケティングを取り入れていきましょう。

コンテンツマーケティング支援の詳細はこちらから→コンテンツマーケティング支援

競合との差別化で成功事例を2社紹介

あらゆる分野で競合との差別化で成功した事例を2社紹介していきます。

セブン-イレブン・ジャパン

セブンイレブンは、訪れれば欲しいものが手に入るコンビニエンスストアとして、顧客との絶対的な信頼関係を構築しました。

セブンイレブンは、特定の地域内で店舗を集中的にオープンする、「ドミナント戦略」を展開しています。数百メートルから数キロ圏内に集中的に複数の店舗があるので、セブンイレブンしか選択できずに認知度が自然と上がります。

他にも、セブンオリジナルとして、独自のブランドを展開して顧客をファン化させることに成功しているのも差別化につながった理由のひとつです。セブンイレブンの商品は、独自性があり良い・・という思考を生み出しリピート顧客を獲得しています。

東京ディズニーリゾート

東京ディズニーリゾートは30年以上進化を続け構築されたビジネスモデルがあります。

  • 強固なコンセプト
  • リピーターを増殖させる仕組み
  • 囲い込みセールス

このように強固なコンセプトである「夢や魔法の国」で顧客をファン化させリピーターにする囲い込みをおこなうモデル的な経営戦略です。

他のテーマパークとは違った特別感を演出、ブランディングすることで確立されたテーマパークとなりました。また、ディズニー独自のコンセプトや企業の掲げる理念をスタッフに強く浸透させることで、顧客獲得を継続的に続けてきました。

まとめ

自社商品やサービスを競合他社と差別化できずに悩んでいる企業の人向けに、商品やサービスの差別化戦略についてお伝えしてきました。

この記事のまとめ
  • 競合との差別化にはターゲット設定やニーズ調査が必要である
  • 自社のポジションを知って差別化をはかろう
  • THINkBALなら競合他社との差別化をWebマーケティングで解決できる

ブランディングは、社内の視点だけでなく、顧客としての第三者の視点が非常に重要となります。自社内での構築が難しい場合には外部のプロフェッショナルへ依頼することも検討しましょう。

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。