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Update: 2023/10/25

オウンドメディアで企業のブランディングをしたい|試したい5つの方法

オウンドメディアを活用してのブランディングは、現代のデジタルマーケティングにおいて非常に重要な要素の一つです。オウンドメディアのブランディングなしにして企業の成功はないでしょう。

  • オウンドメディアのブランディングについて考えている人
  • オウンドメディアの運用について悩んでいる人
  • これからオウンドメディアの制作・運用を考えている人

そこでこの記事では、オウンドメディアの基本情報に加え、具体的なブランディング方法や実例などを紹介していきます。オウンドメディアの活用方法に困っている企業や、自社のブランドを確立させたいと考えている企業は、最後までご覧ください。

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オウンドメディアとは

収益化されているオウンドメディアのイラスト

オウンドメディアとは、企業が所有し、直接コントロールできるデジタルメディアを指します。

顕在顧客はもちろん潜在顧客にもリーチすることができ、24時間リード獲得を行ってくれる優れた集客チャネルです。よって、オウンドメディアは、企業がおこなうマーケティング活動において欠かせない媒体の一つと言えるでしょう。

オウンドメディアのもつ役割は、リードの獲得や自社商製品の販売促進、既存顧客への情報発信による満足度の向上などです。企業のことや製品について深く理解をしてもらうことで製品の購入やファン化につなげます。

ブランディングとは

ブランディングとは、企業が自社のイメージを形成し、そのイメージを顧客に伝えるための手法です。強いブランディングは、顧客の認識と信頼を確立します。その結果、顧客ロイヤリルティとビジネスの成長につながり、企業の売上を最大化させることが可能です。

このブランディングを進めるためには、オウンドメディアが欠かせません。たとえば、オウンドメディア内で既存顧客が必要とする情報を発信したり、企業や商品の情報を掲載しつつユーザニーにとって有益な情報を発信したりすることでブランディングすることが可能です。

ブランディングのやり方についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

企業の認知度や信頼性が向上すれば、見込み顧客にリーチする機会を創出することができるうえに、コンバージョンにもつながりやすくなります。加えて、企業価値が向上すれば社内で働く従業員のモチベーションアップにもなるため、各個人のパフォーマンスも上がるでしょう。

オウンドメディアを用いることでブランディングを強化することが可能です。以下にて詳しいやり方を見ていきましょう。

オウンドメディアのブランディング方法

オウンdメディアのブランディングについて話し合っている人たち

オウンドメディアを使用してブランドを構築する方法は次の通りです。

  • コンテンツマーケティング
  • ストーリーテリング
  • SEO対策
  • SNSの活用
  • ユーザー参加型コンテンツ

以下にて具体的な方法を紹介します。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは、価値ある情報を提供することで、ブランドの信頼性を高め、顧客との関係を深化させる方法です。

たとえば、既存顧客の困りごとを解決するためのコンテンツを配信することで、顧客との関係をより強固にすることができます。そのほかにも、コンテンツを利用して「企業がおこなっているCSR活動を報告する」「レコメンド機能を導入して利便性を向上させる」などといったことをすることでブランディングにつながげられます。

コンテンツマーケティングの具体的なやり方については、下記での記事でも詳しく解説しています。

ストーリーテリング

ストーリーテリングは、ブランドのメッセージを視覚的に伝える効果的な手法です。ブランドのストーリーを通じて、顧客はブランドと深いつながりを感じることができます。

たとえば、聞き手の感情を揺さぶり、次の行動を喚起するためには、人が魅力に感じるような内容のストーリーを交えつつ、新しいビジョンを語ることが効果的です。自社の商品やサービスを利用することで、利用者がどのように変化するのか、またはその先に未来がどうなるのかをイメージさせることで「この企業が提供するサービスを見てみたい」思わせることが可能です。

ストーリーテリングがむずかしいと感じた場合は、フレームワークを利用しましょう。フレームワークについては、以下の記事でも解説しています。

SEO対策

オウンドメディアのコンテンツをSEO対策することで、ブランドの可視性と認知度を高めることができます。これにより、検索エンジンのランキングが向上し、新規の訪問者を獲得することができます。

ただし、SEO対策は今日やって明日結果の出るものではありません。長期的な視野をもって、継続的に取り組む必要があります。SEOで結果を出したい場合は、すぐにでも対策を始めたほうがよいといえるでしょう。

長期的に取り組むことで、将来的なリード獲得にもつながり、顧客をブランドのファンにしていくことも可能です。すぐに結果は出ないので、途中で気持ちが途切れてしまうこともあるかもしれませんが、諦めずに効果検証をし、改善を繰り返していきましょう。

SNSの活用

オウンドメディアのブランディングの方法として、SNSを活用もおすすめです。SNSで発信することで顧客と直接対話することができるため、顧客満足度を向上できます。最初はフォロワー0人の状態からはじめるため結果がでるまでに時間はかかりますが、長期的な目線でみると高い費用対効果を発揮します。

効率的にフォロワーを獲得したり、認知度の向上を図ったりしたい場合は、SNS上で「こんな悩みを抱えている人」と投稿して解決策をオウンドメディアに誘導したりするなどして、情報発信をうまくしてブランディングを進めていきましょう。

ユーザー参加型コンテンツ

ユーザー参加型のコンテンツを通じて、ブランドは顧客との関係をより深くすることができます。これは、SNSでのキャンペーンやオウンドメディア内での診断コンテンツなど、さまざまな形で実現できます。

たとえば、診断コンテンツを利用することで、リード獲得をしつつ、パーソナライズされた情報を顧客に提供することが可能です。購入を渋っている人でも、客観的に診断され背中を押されることでCVすることも考えられます。

オウンドメディアでブランディングする際のポイント

オウンドメディアのブランディング会議

オウンドメディアをブランディングしていくには、以下のポイントを押さえておくと成功する確率が高くなります。

  • どうなればブランディングに成功した状態といえるのか明確にしておく
  • 他社との違いや自社の強みを理解する
  • オウンドメディア全体に統一感を持たせる

これらのポイントにつていひとつずつ詳しく解説していきます。

どうなればブランディングに成功した状態といえるのか明確にしておく

オウンドメディアでブランディングをするといっても、どのような状態が果たしてブランディングに成功していると感じるのか不明確に感じている人も多いのではないでしょうか。

数値的な目標を決めるのが一番わかりやすいので、「アクセス数が◯◯万」「Webからの売上が〇〇円以上」など、具体的に目標を決めておくのがおすすめです。各業界や取り扱っている商材によって目標は異なってくるので、それぞれの会社で話し合って決めておきましょう。

他社との違いや自社の強みを理解する

ブランディングで一番重要なのが、競合他社との差別化です。競合他社から一歩抜け出して、差別化するには、以下の2点が重要になってきます。

  • 自社の強みを知る
  • 市場の中での自社の立ち位置を知る

まずは、市場の中での自社の立ち位置を理解して、どこの領域であれば自分たちが確立できるのかを知っておく必要があります。これを理解しておくことで、ブランディングも早くできて一定のファンを獲得することができます。

また、競合他社よりも優れているところを見つけることで、オウンドメディアの運用もしやすくなります。強みを活かしたコンテンツの制作で、企業や製品のブランディングも強くすることができるでしょう。

オウンドメディア全体に統一感を持たせる

オウンドメディアをブランディングするのに重要なことのひとつとして、メディア全体に統一感を持たせることが重要です。コンテンツの内容からフォントやカラーなどのメディアの見た目など、それぞれに一貫性を持たせるようにしましょう。

そうすることで、「こういうことを考えている企業なんだ」とユーザーに感じてもらいやすくなり、ブランディングにつなげていくことができます。企業カラーやオリジナル性を持たせて、ブランディングを強化していきましょう。

まとめ

オウンドメディアでのブランディングは、企業が自分たちのブランド価値を向上させるための重要な戦略です。なぜなら、コンテンツマーケティングやSNSの活用を通じて、ブランドは自分たちのメッセージを伝え、顧客とのつながりを深めることができるためです。

  • オウンドメディアでブランディングすることの重要性
  • ブランディングに成功した企業の実例と課題

オウンドメディアでブランディングをしていくのは簡単なことではありません。継続的なコンテンツの更新でブランド化していくにはそれなりの戦略が必要になってきます。オウンドメディアを通じて自社のブランドを確立させたい企業は、専門家に依頼することをおすすめします。
ブランディングにつながるオウンドメディアの制作・運用を相談する

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。