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Update: 2024/4/21

ホームページをリニューアルする目的は?失敗しないリニューアルの仕方を詳しく解説

インターネット社会においては、自社の看板ともいえるホームページ。運用期間が長くなると、リニューアルを検討する担当者様も多いでしょう。

そんなリニューアルをおこなうときには、おさえておきたいポイントがあります。この記事では、リニューアルをおこなう理由とその仕方について解説します

  • ホームページをリニューアルする理由を明確にしたい人
  • おすすめの手順に沿ってリニューアルしたい人
  • 失敗しないための進め方を知っておきたい人

リニューアルを成功させるためにも、企業の担当者様などはポイントを理解しておきましょう。

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ホームページをリニューアルする理由

ホームページのレイアウトとデザインの会議をしている人

ホームページのリニューアルを検討する際、まずはリニューアルする理由を明確にする必要があります。リニューアルする理由が曖昧なままだと、改善すべきポイントが分からず課題の解決ができません。ホームページリニューアルの理由として、以下のものがよく挙げられます。自社に該当する項目があれば、リニューアルを考えてみましょう。

リニューアルする理由
  • ホームページの集客を増やしたい
  • ホームページからの問い合わせを増やしたい
  • 企業の認知度をアップさせたい
  • 売り上げをアップさせたい

ホームページの集客を増やしたい

リニューアルをおこなうことは、集客を増やしたいときに有効です。新しい情報を追加することで、SEO対策として有利に働くため検索順位の向上が期待できます。

検索エンジンによる評価は、コンテンツの質と量で決まるとされています。あまり更新せず、少ない情報のままだと評価が下がりかねません。新しい情報を適時追加することで、検索エンジンの評価が向上し、検索順位が上がることにも期待できるでしょう。

検索順位が上昇すると、ユーザーの目に留まりやすくなるため、自社サイトを訪れる確率が上がります。結果的には、集客を増やすことにつながります。ただし、単に更新するだけでは意味がないので、追加する情報はユーザーのためになるような情報を掲載しましょう。

ホームページからの問い合わせを増やしたい

ホームページからの問い合わせを増やしたいときにも、リニューアルが効果的です。

デザインが古いホームページでは、「(アップデートされていない様子だが)対応はちゃんとしてくれるのだろうか」などユーザーが不安になってしまいます。不安が強いままだと、利用する必要性を感じにくいでしょう。するとユーザーはページから離脱してしまいます。

ユーザーに安心感を持ってもらうためには、古さを感じさせないデザインが必要です。ユーザーが安心できれば、サービスの必要性も感じやすくなります。

デザインを新しくする際には、レイアウトの見直しもおすすめです。ユーザーの使いやすさを考慮することで、利便性の高いサイトになります。工夫を凝らしうまく誘導できれば、購買意欲も高まり問い合わせや購入につながるでしょう。

問い合わせを増やしたいとお考えの際は、自社サイトのデザインや使いやすさを検証することが大切です。

企業の認知度をアップさせたい

企業の認知度を上げたいときにも、ホームページのリニューアルがおすすめです。SEO対策を施し、検索順位上位に表示されることで、多くのユーザーが目にする機会を増やせます

検索順位上位に入ると、検索結果画面の前方に表示されます。ユーザーがあるキーワードで検索をかけた際、自社サイトが検索結果画面のトップページに表示されると、ユーザーの目に入る確率も高くなるでしょう。タイトルなどを見て興味を持ってもらうことで、自社サイトを訪れる可能性も高まります。

認知度をアップさせたいときは、より多くのユーザーの目に入るように、SEO対策を施し、検索順位を上げるように努めましょう。

売り上げをアップさせたい

ホームページリニューアルは、売り上げをアップさせたいときにも効果的です。定期的に更新されていないホームページは、信用性が低くなり集客もあまり期待できません。新しい情報がなかなか発信されないため、「まだ営業はされているのか」とユーザーは不安になってしまいます。

また、旧製品をいつまでも掲載している場合には、ユーザーを混乱させる可能性があります。加えて信用性が下がることになりかねないため、古い情報は削除することがおすすめです。

常に最新の情報を記載しておくことで、ユーザーも理解しやすく安心して利用できます。さらに定期的な情報配信に触れることで必要性が高まると、購入に至りやすく自社が望む成果にも期待できるでしょう。

ホームページをリニューアルする理由についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事も併せてご覧下さい。

ホームページリニューアルの進め方

Updateと書いている文字と手

ホームページのリニューアルをおこなうときは、おすすめの進め方があります。適切な手法を用いて作業を進めていくことで、制作を効率よくおこなうことが可能です。また、クオリティを高めることにもつながります。ホームページのリニューアル時は、以下の手順に沿って進めていきましょう。

リニューアルを進める手順
  • 現状の課題を整理する
  • リニューアルの目的やゴールを決める
  • 競合分析、自社分析をおこなう
  • サイトマップの設計と構築の作成
  • デザイン・コンテンツの制作
  • 公開
  • 効果測定

現状の課題を整理する

まずは、マーケティング全体の課題を把握することからはじめましょう。ホームページリニューアルは、あくまでもマーケティングを成功させる手段のひとつです。リニューアルで、全ての課題を解決できるわけではありません。マーケティングを成功させるためには、リニューアルを通じてどのように課題を解決するかが重要です。

現状の把握をするときは、解析ツールなどを用いて分析を行いましょう。ユーザーの動向を数値で確認できるため、より具体的に把握することができます。「何となく」でリニューアルを進めていても、本当の課題を正確に把握できず、適切な改善策を打つことができません。

現状をきちんと把握し情報を整理することで、正確に問題点を洗い出すことが可能となり、適切な対処も可能です。

リニューアルの目的やゴールを決める

情報を大まかに整理し課題の把握ができたら、リニューアルの目的ならびにゴールを設定しましょう。ゴールを決めていないままだと、具体的な方向性が定まらず、思うような成果につながらない可能性があります。場合によっては、リニューアル前よりも状況を悪化させてしまうことになりかねません。リニューアルを成功させるには、目的やゴールを決めて方向性を明確にすることが大切です。

なお目的やゴールを設定するときは、内容を明確にしておきましょう。

数値などを用いて具体的に設定することで、目標が明確になり検証も行いやすくなります。

思うような成果が得られなかった場合にも、改善すべき点を把握しやすいため、修正するときにも役立ちます。リニューアルをおこなうときは、目的やゴールを明確に設定しましょう。

ホームページをリニューアルする際の目的についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事も併せてご覧ください。

競合分析、自社分析をおこなう

目的やゴールを設定した後は、必要な分析を行い具体的な方針を決めていきます。きちんと分析をおこなうことでより正確な現状を把握でき、具体的な方針も立てやすくなります。分析をおこなうときは、以下にある2つの手法でおこなうことが大切です。

1つ目は、「競合分析」です。業界内で自社がどの位置にいるかを知ることができます。立ち位置を知ることは、今後の方針を決めるうえでとても重要です。きちんと分析をしなければ現状を正しく把握できず、的外れな施策を実行する恐れがあります。誤った施策をおこなっても思うような結果はのぞめません。市場をきちんと分析することで、自社が取るべき方針が見えてくるでしょう。

2つ目が「自社分析」です。大まかに洗い出した課題をもとに、ツールなどを用いて自社の現状を具体的に分析します。ここでいう「具体的な分析」の例としては、Webサイトの表示速度やWebサイトへの流入経路などが挙げられます。

ユーザーの動きを数値化することで、改善ポイントを明確に把握することができ、効果的な改善策を打てます。

サイトマップの設計と構成の作成

具体的な方針を決めたら、サイト全体の設計をおこないます。サイトの設計をおこなうときは、併せてサイトマップの設計が有効です。サイト全体を階層ごとに分けて考え、現サイトと見比べながら改善が必要なコンテンツや追加するべき情報などを振り分けていきます。サイトマップを作成することで、視覚として認識できるため、分かりやすく作業も効率よく進められます。

全体の設計が完了したら、サイトの構成をしていきましょう。ワイヤーフレームツールなどを活用して、コンテンツの配置やレイアウトを作成します。レイアウトを考えるときは、デザイン性だけでなく、操作性などの使いやすさにも配慮しましょう。操作しやすければ、ユーザーの誘導がスムーズになり、成果にも期待できます。

デザイン・コンテンツの制作

構成案が完成した後は、実際にデザインを施しコンテンツを制作します。必要となる素材や画像などを準備し、構成案をもとにデザインに落とし込んでいきます。大まかなデザインが完成したら、続いてコーディング作業です。

コーディングする際には、フレームワークツールなどの活用をおすすめします。あらかじめテンプレートなどが用意されているため、一からコードを記述する必要がなく、作業の効率化が可能です。

無料で利用できるツールもたくさんあるので、コストを抑えつつ作成もできます。有料で利用できる機能を使えば、サイトのクオリティ向上にもつながります。

ツールに関しては、豊富な種類が存在しているため、自社の目的に合ったものを利用しましょう。

公開

ホームページのリニューアル作業が完了したら、いよいよ公開です。公開と同時にPR活動をおこなうと、さらなる効果に期待できます。ただ単にホームページを公開しただけでは、多くの方に知ってもらえず、思うような成果に繋がりません。

より多くの方に知ってもらうためにも、リスティング広告の配信、SNSを利用した宣伝活動、DMなどさまざまな手法を駆使して、広報活動を積極的におこないましょう。

また、内部リンクの設置も重要です。自社サイトへたどり着く流入経路において、外部サイトからの流入も多くあります。自社のサービスと関連するサイトにリンクを設置することで、リンクを設置したサイトからの流入に期待できます。

効果測定

公開した後には、効果測定を忘れてはなりません。Googleアナリティクスなどのツールを活用して、「本当に課題を改善できたか」を確認しましょう。ツールを用いることで、サイトを訪れたユーザー数やPV数、および離脱率などを確認できます。

また、Googleアナリティクスを活用すれば、ユーザーの行動分析や傾向などを知ることも可能です。ユーザーが必ずしも期待通りに動くわけではありませんが、今後の方針を立てる際や、改善点を見つけるときなどに役立ちます。

もし、効果測定で問題点が見つかった場合には、早急に改善をおこなうことが必要です。問題があった箇所に適した対策を行い、早期改善を目指しましょう。

ホームページリニューアルで失敗しないための進め方

スマホとPCでホームページをアップデート中

ホームページリニューアルをおこなうときは、失敗しないように注意しておくべきことがあります。せっかくリニューアルをしても、思うような結果が得られなければ、マーケティングを成功させることはできません。

リニューアルをおこなうときは、以下のポイントに注意が必要です。失敗しないように担当者様は、あらかじめ把握しておきましょう。

リニューアルで失敗しないために
  • 分析の際にターゲットの見直しをおこなう
  • 業者に任せる際は丸投げしないで相談しながら進める
  • 話し合える業者を選ぶ

分析の際にターゲットの見直しをおこなう

リニューアルに失敗しないためには、分析のときにターゲットの見直しも必要です。マーケティング活動をおこなうにあたり、当初予定していたターゲットから期待していた反応がないことはよくあります。そのような場合には、提供しているサービスがターゲットにマッチしていない可能性があるため、方針や施策の見直しが必要です。

状況によっては、ターゲットの変更が効率的な場合もあります。例えば、当初は中高年をターゲットに設定していたとしても、実際に若年層の利用が多ければ、若年層に向けた要素を取り込むことが効率的でしょう。うまく運用できれば、さらなる成果にも期待できます。

ユーザーに合わないサービスを提供しても期待する成果は望めないため、定期的に効果測定をおこない、ターゲットの把握に努めましょう。

業者に任せる際は丸投げしないで相談しながら進める

ホームページのリニューアルを業者に依頼するときは、信頼できる業者であるか見極めが重要です。全てを業者に丸投げするようなことはおすすめしません。

近年では、Web制作を請け負う企業の数も多く、料金形態やスキルもさまざまです。何も考えずに進めてしまうと、理想とする仕上がりになっておらず、リニューアルも失敗してしまう恐れがあります。

リニューアルを成功させるためにも、業者に依頼する際はきちんと相談しながら制作を進めていきましょう。手間は掛かりますが、詳しい内容を記した企画書などの提出もおすすめです。認識のずれを少なくできるため、失敗するリスクを減らせます。

また、予算についてもあらかじめ明確に設定しておきましょう。後でトラブルに発展することを防げます。

話し合える業者を選ぶ

リニューアルを成功させるには、業者選びも大切なポイントです。残念ながら業者のなかには、売り上げや効率のみを優先して、クライアントをないがしろにする業者も存在しています。そのような業者に依頼しても、自社が望むクオリティの高いホームページにはならないでしょう。

業者を選ぶときは、クライアントの希望や意思を尊重してくれる業者がおすすめです。しっかりと打ち合わせを重ねていくことで、信頼関係を築くことができ、理想に近いホームページ制作も可能です。

業者を見極める際には、問い合わせなどおこない対応を見てみましょう。約束の期日までに返事が来なかったり、メールのみで話を進めようとしたりする業者はおすすめしません。やり取りを続けるなかで、業者の見極めもしっかりとおこないましょう。

まとめ

集客の増加を目指す際、リニューアルすることは効果的な手段です。リニューアルを進めるときには、以下のポイントをおさえておきましょう。

この記事のまとめ
  • リニューアルの目的を明確にすることで、適切な改善ができる
  • 自社の課題に沿ってリニューアルを進めていくことが重要
  • リニューアルを成功させるには、失敗しないためのポイントを理解することが大切

ポイントをおさえておくことで、効果的な改善が期待できます。ホームページのリニューアルを成功させ、マーケティングを成功へと導きましょう。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。