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Update: 2024/4/28

【2024年版】WordPressのコーディング業者5選|コーディングのやり方を3つの手順で解説

「Wordpressのコーディングって何をすればいいの?」

「自分で作るよりも外注してしまった方が良いのかな?」

このような疑問をお持ちではないでしょうか。

本記事では、Wordpressのコーディングについて詳しく知りたい人に向けて下記を紹介していきます。

  • Wordpressのコーディングのやり方を知りたい人
  • Wordpressのコーディング作業を外注するメリット・デメリットを知りたい人
  • 厳選したおすすめのコーディング代行業者が知りたい人

コーディング作業を外注するべきか内製するべきかを明確にするためにも、まずは「Wordpressのコーディング」について詳しく知っておきましょう。

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コーディングとは

コードを書いている人たち

コーディングとは、プログラミング言語を用いてコードを記述していくことです。また、コーディングのみを行う人を「コーダー」と呼びます。

コーディング作業はどんなことをするの?

コーディング作業には、プログラミング言語の知識が必要不可欠になります。どういったプログラムを構築するかにより用いるプログラミング言語が異なり、その種類はおよそ200以上あるといわれています。

200種類以上あるプログラミング言語の中でも、よく使われる言語といえば「HTML」でしょう。HTMLはマークアップ言語とも呼ばれ、習得が容易なうえに環境の構築もしやすいため、初心者が最初に取り扱う言語としても有名です。

プログラミングとの違いについて

前述の通り、コーディングとは、プログラミング言語を用いてコードを記述していくことですが、一方のプログラミングはコーディング作業に加えて、

  • プログラミング設計
  • プログラミングのテスト
  • デバック(バグの発見)と修正

といったコーディングの前後に行う作業も含んでいます。

したがって、コーディングとプログラミングは、作業領域に大きな違いがあるといえます。

WordPressのコーディングのやり方

コーディングの画面

Wordpressのコーディングを行う際に必要な手順は下記の通りです。

コーディングの手順
  1. WordPressのコーディング規約の理解
  2. WordPressの基本的な構造を知る
  3. 複雑なWordPressを思い通りにカスタマイズする

それぞれの手順について解説していきます。

WordPressのコーディング規約を理解

まずはコーディングの基礎となる「コーディング規約」について解説します。

コーディング規約とは、記述のミスを減らしたり、コードの可読性(読みやすさ)を向上させたりするためのルールのようなものです。

Wordpressにもコーディング規約が存在するため、Wordpressのコア部分に記述を加える場合は、規約に従ってコーディングを行う必要があります。

たとえば、Wordpressのコーディング規約には下記のような項目が設けられています。

  • インデントにはスペースではなくタブを使用する
  • セクションとセクションの間には空白行を2行挿入する
  • セクション内のブロック内には空白行を1行挿入する

こういった規約に従ってコーディングを行うことで、複数人のコーダーが記述した場合でも、一人のコーダーが記述したかのように見せることができます。

WordPressの基本的な構造を知っておこう

Wordpressでコーディングを行う際は、基本的な構造について理解しておくことが大切です。

一般的なWebサイトは「HTMLファイル」「CSSファイル」の2つで構成されていますが、Wordpressの場合は、これらのファイルに加えて以下のようなPHPファイルも構成に含まれています。

  • functions.php→機能を指定
  • header.php→ヘッダーのレイアウトを指定
  • footer.php→フッターのレイアウトを指定
  • single.php→投稿のレイアウトを指定

上記のようなファイルを構成することで、Wordpress内にある機能やレイアウトを指定することができます。たとえば、ヘッダーのレイアウトを変更したい場合は「header.php」を編集し、サイドバーのレイアウトを変更したい場合は「sidebar.php」を編集します。

また、PHPの編集は上級者向けとなっており、記述をミスしてしまうとサイトが表示されなくなってしまう可能性があるため、十分に注意して編集を行いましょう。

複雑なWordPressを思い通りにカスタマイズする

PHPの編集は上級者向けであるため、コーディングを始めたばかりの人にはおすすめできません。コーディング初心者の人は、カスタマイザー(編集ツール)を用いて編集することをおすすめします。

「Wordpressを思い通りにカスタイマイズできるようになりたい!」という人は、まずHTML・CSSの編集が自在にできるようにるまで練習してみてください。それらの編集に慣れてきたと感じたら、次のステップとしてPHPの編集にチャレンジしてみるといいでしょう。

WordPressのコーディング作業は外注がおすすめ?メリットデメリット

メリットデメリットを抱えたサラリーマンのイラスト

Wordpressのコーディングを外注する際は、メリットとデメリットをよく考慮しておく必要があります。場合によってはメリットよりデメリットの方が多くなってしまい、結果的に損をしてしまう可能性があるからです。

以下にて、Wordpressのコーディング作業を外注する場合のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

コーディング作業を外注するメリット

まず見ていくのは、コーディング作業を外注した場合のメリットです。

コーディング作業を外注するメリット
  • 社内に専門的な人がいなくても作成できる
  • 新しい人材を雇わなくて済む
  • コーディング以外にも相談できる可能性がある

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

社内に専門的な人がいなくても作成できる

社内にコーディング専門の従業員がいれば問題はありませんが、コーディング専門の従業員を雇用している会社は多くはないでしょう。

また、他の作業とコーディング作業を同時並行して進めることもできますが、知識がないと多くの時間をかけてしまうことになり、本業の作業に遅れが出てしまう可能性があります。

しかし、専門の業者に外注を行えば従業員の手を借りることなく期日通りに納品をしてくれるため、浮いた時間を他の作業に当てることができるようになります。

新しい人材を雇わなくて済む

新しい人材を雇うとなると、採用コストに加えて人件費もかかります。しかし、外注をすることでそれらの費用を支払う必要がありません。

業者によっては海外拠点でオフショア制作を採用するなどして、安価に請け負っている場合もあるため、結果的に採用コストよりも外注コストの方が安くなるケースが多いです。

外注する際の大体の費用相場については、後ほど紹介する「コーディング代行業者5選」を参照ください。

コーディング以外にも相談できる可能性がある

外注することで、業者にコーディング以外のことを相談できる可能性もあります。

Wordpressで制作したサイトは、最初のうちからPV数を増やすことが難しく「陸の孤島」とも呼ばれます。つまり、サイトの完成はあくまでもスタート地点であり、サイトを公開した後の「運営」が重要になるということです。

コーディング業者によっては、サイト完成後の運営について相談にのってくれることもあるため、運営に不安がある人は相談可能な外注先を探してみましょう。

コーディング作業を外注するデメリット

コーディング作業を外注する際のデメリットは下記の通りです。

コーディング作業を外注するデメリット
  • コストが高くつく場合がある
  • 格安業者は品質が低い場合がある

こちらも順番に見ていきます。

コストが高くつく場合がある

コーディング作業のコストは、社内で内製する費用よりも、業者に外注する費用の方が高くなってしまうこともあります。特に、オプションを多く付けるほど外注費は高額となってしまうので注意しましょう。

「内製と外注どちらの方が安くなるか」を明確にするためには、外注先の基本料金に加え、ボリュームディスカウント(発注の規模に応じた値引き)の有無を事前に確認しておくことが大切です。

なお、1~3ページだけなど、少量の発注をする際は割高になったり、そもそも発注を受けてもらえなかったりする場合もあるため注意しておきましょう。

格安業者は品質が低い場合がある

格安業者は、品質が低い場合があります。コーディングの品質が低いと修正に追加コストがかかるため、安すぎる業者はあまりおすすめできません。

また、修正回数も業者によって異なり「3回目以降の修正は1回○○円」「何度修正を行っても無料」などさまざまあるため、外注する際には修正回数の限度に関しても確認しておきましょう。

コーディング作業を外注する際の料金相場

電卓とお札

費用はコーディング業者によって異なることはもちろん、依頼するページ種目によっても大きく異なるため、ある程度の相場を抑えておくことが大切です。

中でも費用に差があるのは、

コーディング作業の外注費用相場
  • TOPページ
  • 下層ページ

の2つです。以下にて詳しく解説していきます。

TOPページは10,000円〜50,000円程度

TOPページの費用相場は、10,000円~50,000円程度となっています。

TOPページは、Webサイトの顔にあたる最重要ページであるため、費用面だけではなくクオリティ面も必ずチェックしておきましょう。

下層ページは5,000円〜20,000円程度

下層ページの費用相場は、5,000円~20,000円程度となっています。

下層ページを依頼する際に気を付けておきたいのは「流し込みページの有無」です。流し込みページとは、レイアウトが共通しており、テキストや画像などを流し込むだけの作業で作成できるページを指しています。

工数が少ない流し込みページを安価に設定している業者もあるため、相談する際に確認しておくといいでしょう。

【厳選!】コーディング代行業者5選

業者を選んでいる人

今回、厳選した5社のコーディング代行業者・Web制作会社は下記の通りです。

コーディング代行業者5選
  1. 株式会社icon
  2. 株式会社だいずらぼ
  3. 株式会社ファストコーディング
  4. 株式会社コーディングー
  5. リアルシス株式会社

以下では、それぞれの業者の特徴や費用感について詳しく解説していきます。

「株式会社icon」

株式会社iconは、東京都千代田区に本社をかまえるWeb制作会社です。

同社の特徴はこちら。

  • 他社の見積書を提示すると、それより低い金額で請け負ってもらえる
  • ベトナムに支社をかまえてオフショア作業をしているため料金が安価
  • チャットでやり取りを進めていくため進行がスムーズ
  • 大量ページの案件を得意としている

同社のWordpressコーディング費用は、1プロジェクトにつき50,000円~(ディレクション費込み)となっています。

最新技術でもあるパララックスにも対応しているため「安価で今風なサイトを制作したい」という人におすすめです。

「株式会社だいずらぼ」

株式会社だいずらぼは、兵庫県に本社をかまえるWeb制作会社です。

同社の特徴はこちら。

  • 迅速かつ高いクオリティでの制作を得意としている
  • 「JavaScript」「jQuery」の対応も可能
  • デザイン・Wordpress制作・コーディングなど多岐に渡るサービスを提供している

HTMLコーディングは8,250円~となっています。金額の詳細については「要お問い合わせ」となっているため、気になる人は直接相談してみてください。

「株式会社ファストコーディング」

株式会社ファーストコーディングは、コーディング専門のディレクターを抱えるWeb制作会社です。

同社の特徴はこちら。

  • SEO対策に強い
  • コーディングに特化したマネジメント方法を採用している
  • ユーザーだけでなく顧客にとっても使いやすいページ作成を得意としている
  • 顧客の要望に合わせて「レスポンシブコーディング」「リキッドコーディング」にも対応している

価格が「一律価格×ページ数」と分かりやすく、基本的に1ページ8,000円~12,000円となっています。レスポンシブコーディング込みでも10,000円台に収めることが可能です。

「株式会社コーディングー」

株式会社コーディングーは、「業界最安値」を謳うコーディング専門業者です。

同社の特徴はこちら。

  • 非常に安価な料金設定
  • 作業の進み具合が分かる管理表があるため安心できる
  • 修正の回数制限が無い(管理表から何度も行える)

同社は、1ページあたり1,950円、レスポンシブコーディングを加えても3,900円とかなり安価な料金設定になっています。ただし、その他のオプションは別料金となっているため、依頼した際の正確な料金が知りたい人は、ホームページから見積りをしてもらいましょう。

「リアルシス株式会社」

リアルシス株式会社は、コーディングに加え、システム開発・Web制作など多岐にわたる業務を行っている会社です。

同社の特徴は下記の通りです。

  • コーディング以外のことも相談にのってもらえる
  • グループ内のチェック体制が整っているためページの品質が高い
  • 大量のページ発注やお急ぎ案件などでもスムーズに対応してもらえる

同社は、ECサイト、コーポレートサイト、ランディングページなどの制作を行っており、それぞれの制作にかかる料金は要お問い合わせとなっています。気になった人はぜひ問い合わせしてみてください。

注意!WordPressのコーディングを外注する際に気をつけること 

注意マークの札を持っているサラリーマン

Wordpressのコーディングを外注する際、気を付けておきたいポイントは下記の通りです。

外注する際の注意点
  • 料金体系について確認しておく
  • 納品後の修正についての契約などを最初に決めておく

コーディングを請け負ってくれる業者はたくさんありますが、選び方を間違えてしまうことで後悔につながる可能性もあります。そういった後悔を未然に避けるためにも、以下で紹介していく注意点を押さえておきましょう。

料金体系について確認しておく

1ページあたりの費用が低くても、オプションを加えることで他の業者よりも高くつく場合があります。

たとえば、スマートフォンを利用するユーザーが多い昨今においては、画面サイズをデバイスに合わせて最適な表示をする「レスポンシブコーディング」「リキッドコーディング」などのオプションは必須といえます。

したがって、外注する場合は「1ページあたりの料金」だけを見るのではなく「オプション込みの料金」をチェックしておくことが大切です。

納品後の修正についての契約などを最初に決めておく

修正に関する契約は、最初の段階でしっかりと確認しておきましょう。

なぜなら、先ほど紹介した「株式会社コーディングー」のように修正回数の制限がない場合もあれば、「5回までは無料」と回数制限を設けている業者もいるからです。

また、「修正に応じる期間」に関しても業者ごとに異なるため、事前にチェックしておくようにしましょう。

まとめ

本記事では、「Wordpressコーディングのやり方」「コーディングを外注する際のメリット・デメリット」などについて解説してきました。

記事中でも述べました通り、自社でコーディングができる従業員がいない場合は、外注してしまった方が「費用面」「スピード面」などで得するケースが多いです。

ただし、業者によって契約内容や強み・弱みが異なるため、自社にあった業者を選択するようにしましょう。また、外注費用を予算内に抑えるためにも、複数の業者で見積りすることをおすすめします。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。