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コンテンツマーケティング
Update: 2024/4/6

コンテンツマーケティングでは画像選びが重要?選定ポイントも解説

コンテンツマーケティングの担当者のなかには、どのような画像を使用すればよいのかわからない方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、コンテンツマーケティングにおける画像選びについて解説していきます。また、選定ポイントやおすすめの画像サイトについても触れています。

  • どんな画像を使用すればよいのかわからない人
  • 自分で画像を作成しようと思っている人
  • コンテンツマーケティングにおける画像の重要性を確認したい人
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コンテンツマーケティングにおける画像の重要性

コンテンツマーケティングでは画像選びが重要です。その理由は4つあります。

なぜ画像が重要?
  • SEO効果アップにつながる
  • ユーザーは視覚的に記事の内容を把握できる
  • 画像を挿入することでクリック率がアップする
  • 文章のなかに適度に画像が入ることでユーザーの負担が減る

理由について知ることで、より効率的な画像選びができるようになるでしょう。ここからは、それぞれの理由について解説していきます。

SEO効果アップにつながる

コンテンツに画像を用いることで、SEO効果の向上につながります。そもそもSEOとは検索エンジン最適化のことで、SEOによってコンテンツが検索結果の上位に表示されやすくなります。

画像を用いることがSEOにつながる理由は、画像ファイルも検索エンジンに認識されるからです。検索エンジンは画像を用いることでユーザーにとって役立つコンテンツだと認識します。すると検索エンジンからの評価が高まり、上位表示されやすくなるのです。

また、画像にはalt属性を設置することがあります。altとは画像がどんな内容なのかHTMLファイル記述するものです。これにより、検索エンジンに画像の意味を伝え、コンテンツ内容をよりくわしく伝えることができます。すると充実したコンテンツだと判断されやすくなるので、SEOの観点から優位になるのです。

ユーザーは視覚的に記事の内容を把握できる

ユーザーにとって、視覚的に記事の内容を把握的きるのも大きなメリットです。サイトに訪れたユーザーが、必ずしも集中して隅々まで読んでくれるとは限りません。なかには流し読みするユーザーもいるでしょう。

その際、画像がないと途中で内容が分からなくなってしまい、読み直すことになってしまいます。場合によっては、面倒になって離脱してしまうユーザーもいるでしょう。

そこで画像を挿入することで、その都度記事の内容を追えるようになります。また、テキストの内容を補助する形で画像を入れれば、より分かりやすい内容になるのです。

画像を挿入することでクリック率がアップする

画像の選び方によっては、クリック率の向上も期待できるでしょう。記事には「キービジュアル」や「アイキャッチ」などと呼ばれる画像を挿入することがあります。これらは記事の内容を大まかに伝える役割があります。

そこでユーザーの目を引く画像を用いたり、思わず気になってしまうような画像を選んだりしたらクリック率は高くなるでしょう。画像の選び方によって、クリック率を上げることもできるのです。

文章のなかに適度に画像が入ることでユーザーの負担が減る

適度に画像を挿入することで、ユーザーの負担を減らすこともできます。じっくり読んでくれるユーザーにとっても、テキストばかりでは疲れてしまいます。そこで適度に画像を挿入することにより記事にメリハリが生まれます。画像の選び方によっては読んでいて楽しくなるようなコンテンツになるので、どんどん先が読みたくなることもあるでしょう。

コンテンツマーケティングにはどんな画像が効果的?

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どんな画像を使う?
  • 記事のテーマや内容に合った画像
  • 自社だけのオリジナルの画像
  • デザイン性のある画像

記事のテーマや内容に合った画像

コンテンツに用いる画像は、記事のテーマや内容に合った画像が効果的です。コンテンツに沿った画像を用いることで、内容が理解しやすくなります。

ソレドコ
出典:ソレドコ

たとえば、楽天市場が運営するメディア「ソレドコ」では、上記のように画像を用いています。これはソロキャンプをテーマにした記事なので、キャンプに関する画像を挿入しています。

このような画像を用いることで、具体的なイメージを想像しやすくなり、読んでいて楽しい気持ちになるでしょう。

自社だけのオリジナルの画像

オリジナル画像を用いることも効果的です。コンテンツにぴったりな画像を挿入できたり、競合にはないオリジナリティを発揮できたりします。

キナリノ
出典:キナリノ

「キナリノ」では、上記のようにオリジナル画像を用いています。これはブーツに関する特集で、編集部のスタッフが使用しているブーツを紹介しています。実際にブーツを履いている画像を載せることで、信頼できるコンテンツとなります。

ユーザーから信頼を得たい場合は、オリジナル画像を用いると効果的です。

デザイン性のある画像

デザイン性のある画像を用いると、ユーザーを惹きつけるコンテンツになります。

ほろよい
出典:ほろよい

サントリーが販売しているほろよいのブランドサイトでは、上記のようなイラストが用いられています。これはほろよいの写真をそのまま掲載するのではなく、イラストに落とし込んだものです。

あえてイラストにすることで、透明感を出すことができています。また、コンテンツに挿入されているイラストとの親和性も高く、オリジナリティを発揮しています。

画像選定のポイント

画像を選定する際は、3つのポイントを意識しましょう。

画像を選定するときの3つのポイント
  • 著作権に注意して選定する
  • サイズを調整してぼやけないようにする
  • 人物の写っている写真を入れる

ポイントについて知ることで、より効果的なコンテンツを制作できるようになります。ここからは、それぞれの注意点について解説していきます。

著作権に注意して選定する

画像選定の際は、著作権に注意しましょう。他社や他人のWebサイトで使用している写真を無断で使用してはいけません。もし使用する場合は、「引用」や「出典」などの形で引用元を記載するようにしましょう。

また、フリー画像サイトの活用も有効です。なかには無料で商業利用できるものもあります。反対に、利用用途が限定されているものもあるので、規約を確認して使用するようにしましょう。

サイズを調整してぼやけないようにする

画像を使用する際は、サイズを調整して使用するようにしましょう。画像サイズが合っていないと、2つのデメリットが生じます。とくに、小さい画像を無理やり引き伸ばして利用すると、画像がぼやけてしまいます。すると画像に気を取られてしまい、コンテンツの内容が入って来なくなるでしょう。適切なサイズに調整することで、見やすい画像になります。

また、あまりに大きなサイズの画像を使用してしまうと、サーバーが圧迫してしまいます。サーバーで保存できる容量は限られているので、ぼやけない程度の適度なサイズで表示するようにしましょう。

人物の写っている写真を入れる

また人物が写っている写真を入れるのも効果的です。とくに、笑顔の人の画像を入れるといいでしょう。

Emotional Contagion」という研究によると、人間には感情接触感染という現象があると言われています。これはある人物の感情が波動のように共鳴し、感情を無意識にまねしてしまうというものです。

こうした現象を考慮すると、笑顔の人物を入れることでユーザーにもポジティブな感情が伝染すると考えられるでしょう。そのため、コンテンツに人物の画像を用いる際はにこやかな表情の人物を用いると効果的です。

画像を制作する際の注意点

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画像を制作する際には、3つの注意点があります。

画像を制作するときの3つの注意点
  • 具体的なターゲットを決めてから画像制作する
  • 視覚的に印象に残る色や形モチーフを用いる
  • ホームページの内容に適した画像を制作する

あらかじめ注意点について知っておくことで、手戻りが少なくなるでしょう。ここからは、それぞれの注意点について解説していきます。

具体的なターゲットを決めてから画像制作する

画像を制作する際は、初めに具体的なターゲットを決めましょう。画像は視覚的にアプローチする要素であるため、ターゲットに関心がないようなデザインにしてしまうと効果が薄れてしまいます。

たとえば中年男性向けのコンテンツであるにもかかわらず、かわいらしいデザインの画像になってしまうと、自分事として捉えられなくなるでしょう。もちろん、かわいらしいものが好きな男性もいますが、ターゲットに刺さらなければ意味がありません。

はじめにターゲットを決め、どんなデザインに興味があるのかリサーチしてから作成すると効果的です。

視覚的に印象に残る色や形モチーフを用いる

視覚的に印象に残る色や形モチーフを用いるといいでしょう。ユーザーの意識を惹きつけるような画像を選ぶことで、記事自体に興味を持ってもらえる可能性があります。

たとえば、色や形にこだわることによって、視覚的に記憶してもらえる効果を期待できます。企業のロゴを思い出せるのは、このような効果によるものです。

そのため、ホームページのブランドを反映しながら画像をデザインしていくと効果的です。

ホームページの内容に適した画像を制作する

画像はコンテンツの内容に合っている画像を制作するようにしましょう。先ほど、人物の画像や印象に残る画像の効果についてお伝えしました。ただ、コンテンツの内容に合っていないといけません。

もしコンテンツとは関係のない画像が貼られていると、ユーザーをミスリードしてしまう可能性があります。また、何か意図が隠れているのではないかと疑われてしまい、ユーザーからの信頼を失ってしまう可能性もあります。

このような事態に陥らないためにも、コンテンツに即した画像を制作するようにしましょう。

おすすめの有料画像サイト

画像を用いる際は、以下の画像サイトがおすすめです。

有料画像サイト3選
  • Adobe Stock
  • PIXTA
  • Shutterstock

これらのサイトは有料ですが、その分無料サイトに比べて品質の高い画像がそろっています。ここからは、それぞれのサイトについて紹介していきましょう。

Adobe Stock

Adobe Stock
出典:Adobe Stock

Adobe StockはさまざまなWebサービスを展開しているAdobeが運営するストックサービスです。

特徴イラストやベクターも多い動画や音楽も扱っている
おすすめな人動画も制作する人
費用月額 3,828 円~

Adobe Stockの特徴は、写真素材に加えてイラストやベクターなども扱っていることです。写真素材は自然なものがよく見られ、加工しやすいものが多いです。イラストもあるので、幅広く素材を見つけることができます。

また、画像以外の素材も扱っていることも特徴的です。動画や音楽のほか、テンプレートやベクターなども扱っています。ホームページによっては動画を制作したり、音楽を流したりすることもあるでしょう。

画像以外に、動画なども制作する機会がある場合はAdobe Stockがおすすめです。

PIXTA

PIXTA
出典:PIXTA

PIXTAはピクスタ株式会社が運営している画像素材サイトです。

特徴日本人素材が豊富
おすすめな人日本人・日本の風景画像を利用したい人
費用月額1,980円~

PIXTAの特徴は、日本人素材が豊富であることです。Adobe StockやShutterstockなどといったサービスは海外が拠点であるため、外国人のイメージ画像が多いです。

一方PIXTAは日本の企業が運営しているため、日本人や日本の風景の画像が多いです。そのため、日本人にとって違和感のないコンテンツに仕上げられます。

画像によっては「渋谷」や「新宿」など地域の写真を見つけることもできます。そのため、ローカルなコンテンツを作成したい場合に、その地域の写真を用いることもできるでしょう。

Shutterstock

Shutterstock
出典:Shutterstock

Shutterstockは、同名のアメリカのストックフォト企業が運営しているサービスです。

特徴加工された画像が多いプラグインに対応
おすすめな人Photoshopなどのツールと連携したい人
費用月額3,500円~

Shutterstockの特徴は、加工された画像が多いことです。おしゃれな写真やスタイリッシュな写真なども多くあります。そのため、加工せずそのまま写真を使いたいという場合にも重宝します。また、週ごとに無料で提供している画像もあり、使い方によってはお得に画像をゲットすることができるでしょう。

また、プラグインに対応していることも特徴です。Adobe CCや Google スライド、PowerPointと連携させることができます。そのため、Adobe CCを経由してPhotoshopで加工することも可能です。

こうした特徴から、Photoshopなどのツールと連携したい人におすすめです。

おすすめの画像制作ツール

画像を制作する際は、以下のツールがおすすめです。

画像制作ツール3選
  • PIXLR EDITOR
  • SUMO Paint
  • Canva

ここからは、それぞれの特徴について紹介していきましょう。

PIXLR EDITOR

PIXLR EDITOR
出典:PIXLR EDITOR

PIXLR EDITORとはオートデスク社による画像編集ツールです。

特徴レベル別に使い分けられる
おすすめな人レベルにあったツールを使いたい人
費用無料

PIXLR EDITORの特徴は、レベル別に使い分けられることです。「簡単フォトエディター」と「プロ向けパワフルフォトエディター」の2種類があり、それぞれのレベルに合わせてツールを使用できます。

Photoshopのような編集ツールは高度な加工が可能ですが、その分基礎知識が必要となります。初心者の方にとっては、簡単フォトエディターのようなツールが使いやすいでしょう。

使用しているうちに簡単フォトエディターでは物足りないと感じたら、プロ向けパワフルフォトエディターに移行することもできます。段階を踏んでツールを利用できるので、自分のレベルに合わせて使えます。

こうした特徴から、ご自身のレベルにあったツールを使いたい人におすすめです。

SUMO Paint

SUMO Paint
出典:SUMO Paint

SUMO Paintは、Sumo Ltd.が開発したオンライン画像エディタです。

特徴利便性が高い
おすすめな人Photoshopのように利用したい人
費用無料~月額4ドル

SUMO Paintの特徴は、利便性が高いことです。ショートカットなども存在するので、マスターすればスピーディーに制作できます。また、機能も充実しているので、Photoshopのような感覚で利用できます。

こちらのツールは無料で利用することも可能です。また有料版でも月額4ドルと格安となっています。そのため、なるべく費用を抑えて画像を制作したい場合にも最適です。

Canva

Canva
出典:Canva

Canvaはオーストラリアの企業によって開発されたデザインツールです。

特徴インストール不要
おすすめな人手軽に制作したい人
費用無料・年間12,000円~

Canvaの特徴は、インストール不要で利用できることです。ブラウザ上で制作ができるため、簡単に共有できます。相手にツールをインストールさせる手間も取らないので、スムーズにプロジェクトを進められるでしょう。

また、操作性も簡単で初心者の方でも簡単に利用できます。直感的に利用できるデザインなので、初めからスムーズに制作することができるでしょう。Photoshopのようなツールは扱えないという方にも安心です。

なお、Canvaは無料版と有料版があります。有料版は年間12,000円から利用できます。とはいえ、無料版でも申し分なく画像の制作ができます。気になる方は一度無料版を試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では、コンテンツマーケティングにおける画像の重要性について紹介しました。コンテンツマーケティングにおいて効果的な画像は以下のとおりです。

この記事のまとめ
  • 記事のテーマや内容に合った画像
  • 自社だけのオリジナルの画像
  • デザイン性のある画像

このような画像を用いることで、視覚的にも楽しめるコンテンツになります。また、オリジナリティを発揮することで、競合サイトとの差別化もできるようになるでしょう。これからコンテンツマーケティングに取り組む際は、ぜひこの記事でご紹介したポイントを取り入れてみてください。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。