採用サイトはいらない?制作する4つのメリットと3つのポイント
「採用サイトっていらないの?」
「採用サイトを制作するメリットって何?」
こういった疑問をお持ちの方に向け、本記事では『採用サイトを制作するメリット』や『採用サイトに掲載するべきコンテンツ』を紹介していきます。
まずは採用サイトの必要性について解説します。
- 採用サイトを作ろうか迷っている企業の担当者
- 採用サイトの作り方がわからない人
- 採用サイト作りで失敗したくない人
採用サイトはいらない?制作は必要性はあるのか
採用活動に力を入れたい人は、採用サイトを制作しましょう。
コーポレートサイトに求人を掲載することも可能ですが、コーポレートサイトには「プレスリリース」「企業理念」など採用に関する以外の情報が多く、採用情報が埋もれてしまい、本当に届けたい情報を見てもらえない可能性が高いためです。
一方、採用サイトのターゲットは求職者だけであり、情報にまとまりがあるため、求職者への訴求力が高くなります。そのため採用サイトの制作により、求職者の応募が増える可能性が高くなるのです。
また、採用サイトの制作には以下のようなメリットもあります。
採用サイトを制作するメリット
採用サイトを制作するメリットは下記のような点にあります。
- 理想に近い人材を採用することができる
- 求人媒体からの応募だけではなくなる
- 入社後のミスマッチを減らして離職率を防止できる
- 採用コストを削減できる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきます。
理想に近い人材を採用することができる
採用サイトを運営することで、自社の理想に近い人材を採用しやすくなります。採用サイトは「社員の声」「労働条件」など、求職者が知りたい情報のみを掲載でき、志望度が高い人材が集まりやすくなるためです。
また、写真や動画などを用いることで、文章では伝わりづらい社内の雰囲気やオフィス環境などをダイレクトに伝えることもできます。そのため、求職者に会社の良さが伝わりやすくなり、結果的に応募者が増えやすくなるのです。
求人媒体からの応募だけではなくなる
採用サイトを制作することで、求人媒体以外からの応募が見込めるようになります。有名な求人媒体に求人情報を載せることで応募者は増えますが、ほとんどの求職者は「もっと詳しく会社について知りたい」と思うため、会社のホームページを閲覧します。
会社をさらに詳しく知りたいと考えているユーザーがホームページを探し、結果的になかった場合、求職者はどう思うでしょうか。「採用にあまり積極的ではないのでないか」「採用サイトが作れないほどの資金力しかないのではないか」などと思うかもしれません。いずれにしてもネガティブな印象を与えてしまう可能性が高いです。
また、せっかく「自分にマッチしてそう」と前のめりだった求職者を取り逃がしてしまうことにもつながります。そういったリスクを未然に防ぐためにも、採用サイトを制作しておく必要があるのです。
入社後のミスマッチを減らして離職率を防止できる
採用サイトを制作することで、入社後のミスマッチを減らし、離職率を防止することができます。
実際、厚生労働省の調査によると、退職理由として最も多かったのは「給与・報酬が少なかったから」が40%、「会社の将来に不安を感じたから」という理由が30%を占めています。つまり、入社する前の想像と違ったことが大きな理由だといえるのです。
こういったミスマッチを防ぐためには、採用サイトで仕事内容や報酬などを明記し、間違った印象を与えないことが重要だといえるでしょう。
採用コストを削減できる
採用サイトを制作することで、採用コストの削減にもつながります。採用サイトを自社で運営することで、求人媒体に支払う掲載費用やエージェントに支払う成功報酬を抑えることができるからです。
また、採用サイトに掲載する情報を厚くして、ミスマッチの生まれにくい環境を作ることで、採用コストの削減にもなります。入社した人材が早々に退職してしまうと「採用にかけたコスト」「育成にかけてコスト」などが無駄になってしまいます。採用サイトを運営することで、そういったリスクを未然に防ぐことが可能です。
採用サイトに入れておきたいコンテンツは下記の通りです。
- 募集要項
- 会社の基本情報
- 企業文化や理念
- 社員紹介
- スタッフブログ
以下にて詳しく見ていきましょう。
募集要項
募集要項では下記のような情報を掲載します。
- 待遇
- 応募条件
- 必須スキル
- 給与システム
募集要項は、求人媒体に掲載している内容をそのまま引用しても問題ありません。ただし、複数の職種で応募する際は、職種ごとに募集要項を作成しましょう。
会社の基本情報
求職者にどういった企業かを伝えるために、会社の基本情報を掲載します。具体的には下記のような情報を掲載しましょう。
- 企業理念
- 事業内容
- 会社概要
- 代表取締役からのメッセージ
求人媒体に掲載している情報よりも、詳しい内容にしておくとよいです。代表取締役からのメッセージをホームページや求人媒体に掲載している場合は、ターゲットである求職者向けに内容を変更しておきましょう。
会社概要や企業理念などは他媒体と同じでもよいですが、ターゲットが異なるコンテンツはもう一度練り直しておくことをおすすめします。
企業文化や理念
企業文化や理念などを明記することで、入社後のミスマッチを減らすことができます。掲載しておきたい項目は下記の通りです。
- オフィスの写真
- 社員の行動指針
- 研修制度
- 福利厚生
- 社内イベント
項目は会社ごとに異なりますので、上記はあくまでも一例になります。
また、実施していないイベントや存在しない福利厚生を記載するのはやめておきましょう。入社後のミスマッチにつながる可能性があるからです。
会社の特色がでるようなイベントや企業理念は、画像や動画などを使用して明確に伝えましょう。
社員紹介
社員紹介ページでは「社員の仕事内容」「社員の一日のスケジュール」などを掲載しましょう。より詳しい内容を掲載することで、求職者に入社後のイメージをより明確に持ってもらえます。
また、社員にインタビューした内容をコンテンツにする方法もおすすめです。「仕事をしていてやりがいに感じること」「休日の過ごし方」などをインタビューし、顔写真とセットで掲載するとよいです。「どういった求職者に応募してほしいか」という基準をもってコンテンツを作成することも大切ですが、事実とかけ離れた内容にならないように注意しておくことも大切です。
スタッフブログ
スタッフブログを運営することで、社員紹介よりもさらに会社のリアルな部分を伝えることができます。新入社員がブログを更新してもよいですが、インターンシップの学生に更新してもらうのもよいでしょう。
スタッフブログを運営する場合は、使い勝手が良いWordpressのようなCMSを利用するとよいです。管理がしやすく、何かがあった場合でも削除などの対応が取りやすくなります。
下記の記事に必要コンテンツと成功事例について詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
採用サイトを制作する際のポイントは下記の通りです。
- 応募しやすい動線を作ることが重要
- 効果測定や改善を繰り返しおこなう
- 求職者が欲しい情報を載せる
- 入社後のイメージができるようなサイトにする
それぞれのポイントについて解説していきます。
応募しやすい動線を作ることが重要
求職者目線に立ち、応募しやすい導線を作ることが重要です。求職者が募集要項を見て「応募してみたいな」と思ったとしても、エントリーページにたどり着きにくい採用サイトだと離脱される可能性があります。
求職者にとって使いやすい採用サイトにするためにも、下記の点に注意しておきましょう。
- 応募ボタンが背景やデザインに埋もれていないか
- どのページからでもエントリーページにアクセスできるか
- コンテンツが多すぎてユーザーを混乱させていないか
社内で採用サイトを制作する際は、「求職者にとっても見やすい設計になっているか」を考えながら制作しましょう。
効果測定や改善を繰り返しおこなう
採用サイトの運営には、効果測定や改善が欠かせません。そのため、サイト運営の担当者が日々、改善を行える環境を作っておくことが大切です。
たとえば、Googleサーチコンソール、Googleアナリティクスなどの無料ツールを導入し、定期的にアクセス数や離脱率などをチェックするのが効果的です。
サイト改善の際は、「どのページで離脱が起きているか」「どのページからエントリーページにつながっているか」などをチェックし、少しずつ改善を加えましょう。デザインやテキストを一気に変更してしまうと「何が良くて何がダメだったのか」が不明瞭になるからです。
効果測定や改善は、長い目で見て持続的に行いましょう。
採用サイトの改善方法については下記の記事にて詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
求職者が欲しい情報を載せる
採用サイトには、求職者が欲しい情報も載せておきましょう。「求職者がどのような情報を知りたがっているか」はSNSをリサーチしたり、会社説明会でよく聞かれることなどから決めるとよいです。
情報が多くなる場合は、FAQページを作りましょう。FAQページを作ることで情報が整理しやすくなります。加えて、求職者も「疑問を解決してくれるページ」と認識してくれるため発見されやすくなるでしょう。
FAQページから応募につながることも多いため、FAQページからエントリーページにアクセスしやすいページ設計になっているかの確認をしておくとよいです。
入社後のイメージができるようなサイトにする
採用サイトを運営する上で大切なのが「求職者に入社後のイメージをもってもらうこと」です。給与システムや福利厚生などの金銭面も求職者にとって大切な情報ですが、入社後のイメージにはつながりません。どれだけ金銭面が良い企業でも、入社後のイメージができない会社だと応募にはつながりにくいです。
そのため、採用サイトには社内の写真、仕事内容が伝わる動画などを積極的に利用しましょう。働きやすさが伝わると尚よいです。
- 採用サイトは必要である
- 採用サイトを制作するとさまざまなメリットがある
- 採用サイト制作には導線作りや効果測定が重要
採用サイトの制作には「採用コストの削減」「理想に近い人材を採用できる」などたくさんのメリットがあります。サイト運営には手間もかかりますが「会社として最低限持っておくもの」という側面もあるため、まだ制作していない場合は積極的に制作を検討しましょう。
「採用サイト制作方法が分からない」「プロに相談したい」という方はぜひ当社にご相談ください。
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