Web制作会社 THINkBALがデジタル全般の情報をお届けするデジタルマガジンです。東京と埼玉を拠点としたWeb制作会社|株式会社THINkBAL
Web制作
Update: 2024/4/28

ホームページ制作でやってはいけないこと6選!注意点も紹介

ホームページ制作においてやってはいけないことは数多く存在します。やってはいけないことに注意を払いながら開発に取り組まないと、コンバージョンはおろかアクセス数の増加も見込めません。

そこで、この記事ではホームページ制作で失敗しないためにやってはいけないことを紹介します。逆にホームページ制作においてやっておいた方が良い施策も紹介するので、あわせて確認してください。

  • これからホームページ制作を始める企業の担当者
  • ホームページ制作にあたって何をすればいいかわからない人
  • ホームページ制作で失敗したくない人
Webサイト制作のプロが貴社のお悩みを解決します! データ分析、UX/UI設計に基づく戦略とデザインで伝えたい価値を伝わるカタチに。 ビジネス成果に貢献するWebサイト制作・構築を提供します。
\まずは無料相談!2営業日以内に返信/
Webサイトの制作・改善を相談する

ホームページ制作においてやってはいけないこと 

ホームページ制作で失敗しないためには、やってはいけないことを知っておく必要があります。そこで、ホームページ制作におけるやってはいけないことを5つ集めました。これからホームページ制作に取り組む際の参考にしてください。

見出しのポイント
  • 戦略を考えるときにやってはいけないこと
  • デザインの時にやってはいけないこと
  • 運用後にやってはいけないこと
  • 制作会社を選ぶときにやってはいけないこと
  • コンテンツを入れる際にやってはいけないこと
  • SEO施策をするときにやってはいけないこと

戦略を考えるときにやってはいけないこと

ホームページ制作における戦略を考える際にやってはいけないことは4つあります。それぞれ簡単に紹介していくので、戦略を考える段階で参考にしてください。

  • 目的や目標を設定しない
  • ターゲットへの理解を深めない
  • 市場の分析を怠る
  • 自社のアピールポイントが明確でない

目的・目標を設定しない

ホームページ制作に取り組む際の戦略において、目的や目標を設定しないのはやってはいけません。目的や目標もなくなんとなくホームページ制作に取り組むと、具体的な戦略を考えにくいため、失敗する可能性が高いです。

そのため、ホームページ制作に取り組む際はまず目的や目標を考えてください。目的や目標を考える際は定量的に決定するのがおすすめです。例えば、以下の目標や目的が考えられます。

  • アクセス数を月1万人以上記録
  • コンバージョン率を前月比で〇%改善
  • 滞在時間を〇秒増加させる

以上のように目標設定を定量化することによって、その目標に対しての具体的な戦略を練りやすくなります。

ターゲットへの理解を深めない

ホームページを制作したとしてもターゲットへの需要を理解していないと、コンバージョンを狙えないどころか、アクセス数の増加も狙えません。そのため、ホームページ制作に取り組む際はターゲットの需要を理解する必要があります。

ターゲットの需要を理解するためには、まずターゲットの属性を明確にすることから始めます。以下の項目をもとに、ターゲットの属性を明確にしましょう。

  • 性別
  • 年齢
  • 住所
  • 年収
  • 家族構成 など

以上の属性を明確にすることで「メインターゲット」を絞れます。メインターゲットをもとに適切な戦略を考えていくことで、良質なホームページに仕上がっていくでしょう。

市場の分析を怠る

ホームページ制作に取り組む際は競合市場の分析を怠ってはいけません。なぜならインターネット上のWebサイトは19億以上も存在するからです。

日本の人口の10倍以上もあるWebサイトの世界で成功するためには、競合よりも優れたコンテンツを配信する必要があります。優れたコンテンツを配信するためには、競合分析が必須です。ホームページ制作で自社のことに躍起になることも大切ですが、他社の分析も忘れないようにしましょう。

自社のアピールポイントが明確でない

ホームページを開設する際は何らかのコンバージョンを狙うのが一般的です。例えば、自社商品への問い合わせだったり、自社サービスの資料請求であったりとさまざまでしょう。

しかし、自社のアピールポイントが明確でないと、コンバージョンにまでつながりにくいです。そこで、自社の強みを第三者でもわかりやすいようにするために、メリットを数値化してみてください。例えば、以下のアピールポイントが考えられます。

  • 業界〇〇年の実績
  • 前年問い合わせ〇〇件突破
  • 顧客満足度No.1

以上のように誰でもわかりやすいアピールポイントがあれば、ホームページからのコンバージョンが狙えるでしょう。

デザインの時にやってはいけないこと

ホームページをデザインする際にやってはいけないことは3つあります。事前に対策できる項目もあるので、これからホームページのデザインに取り組む際の参考にしてください。

  • ファーストビューでメリットが提示できていない
  • 問い合わせフォームが使いにくい
  • コンバージョンへの導線が設計されていない

ファーストビューでメリットが提示できていない

ホームページをデザインする際はファーストビューを大切にしてください。ファーストビューとは、ホームページをスクロールしない状態で表示されるページの先頭部分です。

人の第一印象がぱっと見3秒で決まるように、ホームページの第一印象もファーストビューを閲覧して3秒以内に決まります。そのため、ファーストビューでうまくメリットを提示できないとユーザーが離脱しやすいです。

ファーストビューでメリットを提示しながらデザインするためには、以下のポイントを意識してください。

  • 大きな文字が映える背景を用意する
  • キャッチコピーは定量的な文言を用意する
  • 情報量が多い場合はスライドショーにする

ファーストビューについては下記の記事にて詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

問い合わせフォームが使いにくい

入力フォームはユーザーが使いやすいようにデザインしてください。せっかくコンバージョンにつながる入力フォームにたどり着いたとしても、不便と感じてしまうとユーザーが離脱してしまいます。

実際に入力フォームにたどり着いたにもかかわらず、離脱してしまうユーザーは40〜50%(※1)近くにまで及ぶというデータも公開されています。そのため、コンバージョンを狙ってデザインするのであれば入力フォームの最適化は必須です。

入力フォームを使いやすいように最適化するためには、以下の施策に取り組んでください。

  • 文字サイズを適切にする
  • 選択形式にする
  • 住所を郵便番号から入力できるようにする
  • 必須項目と任意項目をわかりやすくする

以上の施策に取り組むだけでも入力フォームが使いやすくなります。

コンバージョンへの導線が設計されていない

ホームページをデザインする際は、コンバージョンへの導線を設計してください。いくら良質なホームページを制作していても、導線が設計されていなければコンバージョンにまでつながりません。そのため、コンバージョンにつなげるためにもユーザーの行動を把握したうえで、導線を設計する必要があります。

導線を設計する際には「ヒートマップツール」が役に立ちます。ヒートマップツールとは、ホームページにおけるユーザーの行動をサーモグラフィー状に可視化し、ユーザーの行動が活発な箇所を発見できるツールです。

ユーザーの動きを把握できれば導線の設計も楽になるので、ヒートマップツールを利用しながらデザインすることも検討してください。

ヒートマップについては下記の記事にて詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

運用後にやってはいけないこと

ホームページは制作したら終了ではありません。むしろ、ホームページ制作後の運用段階が大切です。そのため、ホームページの運用後にやってはいけないことを3つまとめました。

これからホームページの運用に取り組む際の参考にしてください。

  • 定期的にコンテンツを更新しない
  • アクセス解析を怠る
  • ドメインやサーバーの期限切れ

定期的にコンテンツを更新しない

ホームページを運用する際は定期的にコンテンツを更新していく必要があります。ホームページではトップページやお問合せページだけを設定するだけでは検索順位の上昇は望みにくいでしょう。なぜなら、トップページやお問合せページはユーザーの「検索意図」を満たすページではないからです。ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツを配信してこそ、検索上位が初めて狙えます。

また、ユーザーは新鮮な情報を求める傾向にあります。例えば、2022年8月現在で「ホームページ 制作方法」と検索したとしましょう。検索上位に表示されているのは、どれも2021年までにリリースされた記事ばかりです。以上のことを踏まえると、少なくともユーザーは検索時点から1年以内に更新されているコンテンツを好む傾向にあるとわかるでしょう。

検索上位に表示されるためには、定期的かつ最新の情報を反映させたコンテンツを配信しなければいけません。ホームページ制作後のリソースの確認も事前にしておきましょう。

アクセス解析を怠る

ホームページを検索上位に表示させるためには、アクセス解析に取り組まなければいけません。アクセス解析とは、「Googleアナリティクス」などのツールを利用して、特定のページのアクセス数やコンバージョン率を確認することです。

アクセス解析をおこなえばページに関するデータを定量的に把握できるため、具体的な対策を練られます。しかし、アクセス解析もなしに闇雲に対策をしていれば、具体的な対策を考えられずに、数値の改善も期待できません。

多少の手間はかかりますが、アクセス解析は定期的に実施するようにしてください。

アクセス解析の必要性については下記の記事にて詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

ドメインやサーバーの期限切れ

ホームページを運用しているとドメインやサーバーが期限切れとなり、ホームページが表示されなくなる可能性も考えられます。せっかくアクセスがあってもホームページが表示されなければ、コンバージョンにまでつながらないので、ドメインやサーバーの契約期間は明確にしておきましょう。

制作会社を選ぶときにやってはいけないこと

ホームページを制作する際は、制作会社に依頼する場合も考えられます。そこで、ホームページの制作会社を選ぶ際にやってはいけないことを3つまとめました。発注後のトラブルを防ぐ意味でも事前に確認してください。

  • 自分達の目標を共有しない
  • 同業他社での実績を確認しない
  • 事前に料金体系を把握しない

自分達の目標を共有しない

制作会社はホームページの制作におけるプロ集団ですが、顧客の感情や気持ちを完璧に汲み取ることはできません。そのため、事前にホームページの目標を共有しておかないと、望んでいた成果物が納品されない可能性があります。

むしろ、目標や具体的なデザイン案を事前に提示しないと、制作会社がやりやすいようにしかホームページ制作に取り組まないと思ってください。自分達が望んでいた成果物を仕上げるためには、制作会社とのコミュニケーションは必須です。

同業他社での実績を確認しない

制作会社に依頼する際は、同業他社のホームページを制作した実績があるかどうかを確認してください。業種によってはホームページの雰囲気がまったく異なるため、業種の特色をとらえたうえでホームページを仕上げる必要があります。しかし、同業他社の実績がない場合、望んでいた雰囲気のホームページに仕上がらないかもしれません。

例えば、葬儀社のホームページ制作に関する実績しかない会社に、イベント会社のホームページ制作を依頼したとします。今まで暗く厳かな雰囲気でしかデザインしてこなかった会社に対して、いきなりイベント会社のようなポップなイメージを反映したホームページ制作に取り組むのは難しいでしょう。

以上のことを踏まえると、同業分野でのホームページ制作の実績がある会社に発注するのが適切です。

事前に料金体系を把握しない

制作会社に依頼する際は、料金体系を事前に確認しておきましょう。事前にどこまでの業務にどれくらいのお金がかかるのかを把握しておかないと、料金トラブルに発展しかねません。特に作業範囲に関するトラブルは多く、以下の項目でトラブルになりがちです。

  • レスポンシブ対応
  • 画像や原稿の用意
  • 運用のための環境設定

上記の内容でトラブルを起こさないためには、契約段階で業務範囲を決めておくことが大切です。

コンテンツを入れる際にやってはいけないこと

コンテンツを入れる際にやってはいけないことは3つです。コンテンツ制作段階でできることもあるので、事前に把握して良質なコンテンツを制作しましょう。

  • 画像のサイズが大きすぎる
  • 一次情報以外をソースにする
  • 権利を侵害する

画像のサイズが大きすぎる

コンテンツ制作ではユーザーが見やすいように画像を挿入することも考えられます。しかし、あまりにも容量が大きすぎる画像を挿入するのは避けましょう。画像の容量が大きすぎるとページの読み込み時間が低下し、ユーザーが離脱してしまう可能性があります。

実際にGoogleに関する情報を提供している「Think with Google」によると、ページの表示速度が1秒から3秒にまで遅くなると32%のユーザーが離脱するというデータが開示されています。さらに、1秒から6秒にまで遅くなると、離脱率が106%にまで上昇するそうです。

以上のことを踏まえると、表示速度を高速化する意味でも画像の容量は小さいに越したことはありません。インターネット上の画像圧縮サイトを利用しても良いので、画像サイズは圧縮してからホームページに挿入しましょう。

一次情報以外をソースにする

ホームページのコンテンツを更新する際は、一次情報をソースにしましょう。一次情報以外をソースにすると、本来の情報と異なったコンテンツを配信しかねません。例えば、インターネット上の記事などを参考にするのはやってはいけないことです。インターネット上の情報はソースが確かではなく、情報の信頼性が高くありません。

そのため、コンテンツを配信する際は一次情報を配信しているWebサイトを参考にしてください。一次情報を配信しているWebサイトとしては以下の媒体があげられます。

  • 官公庁のサイト
  • 国の公的機関
  • 企業が発信している実験データをまとめているサイト

もしくは自分の実体験を一次情報として発信するのも良いでしょう。

権利を侵害する

各権利を侵害するコンテンツを配信してはいけません。権利を守らないと法律に違反して、罰則を受ける可能性があります。コンテンツを配信する際は、以下の権利を最低でも遵守してください。

  • 著作権
  • 肖像権
  • 薬機法
  • 個人の権利

SEO施策をするときにやってはいけないこと

ホームページへ集客するためには、SEO施策を実施することも考えられるでしょう。SEOはインターネットの集客に有効ですが、うまく運用できないとペナルティを受ける可能性もあります。そこで、SEO施策でやってはいけないことを3つまとめました。

これからSEO施策に取り組む際の参考にしてください。

  • サクラページから被リンクを集める
  • 専門性の低い記事を執筆する
  • コピーしたコンテンツを更新する

サクラページから被リンクを集める

被リンクを集めるとホームページの評価があがりますが、サクラのホームページからリンクを集めるのはやってはいけません。そもそも被リンクとは、外部サイトから自社のホームページへ向けられたリンクのことです。自然に被リンクを集められれば、検索順位の上位に表示される可能性が高まります。

しかし、どのサイトからでも被リンクを集めれば良い訳ではありません。悪質なサイトからの被リンクは検索順位をあげるどころか、下げる可能性が高いです。Googleの公式ガイドラインによると、以下のようなリンクが評価を下げる可能性があります。

  • 過剰な相互リンクや相互リンクを目的としたペアページのリンク
  • 売買されたリンク
  • 自動化されたプログラムやサービスに対して掲載されているリンク
  • さまざまなサイトにフッターに掲載されているリンク

以上のように悪質なリンクの獲得を目指すのではなく、良質な被リンクの獲得を目指しましょう。

専門性の低い記事を執筆する

ユーザーは訪れたWebサイトのみで獲得できる情報に興味があります。そのため、どこのWebサイトでも獲得できるような情報を提供していては、SEO施策として成り立ちません。自社独自の知見をもとにしたコンテンツを配信してください。

以下のようなコンテンツは独自性、専門性ともに高いといえます。

  • 一次的な体験をもとにしている
  • 専門家が監修している
  • 多数の対象がいる独自の調査やアンケートをもとにしている

以上のように類似性のないコンテンツを配信することでユーザーが興味を示し、良質なSEO施策につながります。

コピーしたコンテンツを更新する

Googleは独自性が高いコンテンツを評価するため、コピーしたコンテンツが上位に表示される可能性は低いです。とはいえ、意図せずともコピーしたコンテンツになってしまう場合もあります。

例えば、情報が少ないキーワードでSEO施策すると、どうしても似たようなコンテンツに仕上がってしまいます。そこで、コピーしたコンテンツを防ぐために「CopyContentDetector®」などのコピペチェックツールを利用しましょう。

類似率、一位判定率の数値がともに低ければ、独自性の高いコンテンツと判断できます。

ホームページ制作においてやった方が良いこと

ホームページ制作でやってはいけないことは理解したはずです。しかし、逆にやっておくべきことまで把握しておかないと、検索順位の上位には表示されません。そこで、ホームページ制作でやっておくと良いことを5つ集めました。

見出しのポイント
  • ターゲットを明確にする
  • デザインに統一性を持たせる
  • 独自性のあるコンテンツを入れる
  • 素材にこだわる
  • レスポンシブ対応をする

ターゲットを明確にする

ホームページ制作ではターゲットを明確にしておくべきです。どんな人に自社のホームページを見てもらいたいかを設定することで、以下のメリットが発生します。

  • 具体的な施策が考えやすくなる
  • デザインの方向性を決めやすい
  • 対策するキーワードが絞りやすくなる

ターゲットを設定する際は、なるべく具体的にした方がメリットを受けやすいです。企業によっては、ターゲット像に名前まで設定してしまうほど具体的に落とし込む場合もあります。いずれにせよターゲットの人物像は具体的であるほど施策を練りやすいので、ペルソナにまで落とし込んでみるのも1つの手段でしょう。

デザインに統一性を持たせる

ホームページ制作に取り組んでいると、なんだか情報が伝わりにくいと感じることもあるでしょう。情報が伝わりにくい場合は、統一性がないデザインを採用している場合があります。

例えば、複数の色でホームページをデザインしているとしましょう。多くの色を利用したデザインはユーザーにストレスを与えて、情報が入ってきにくくなります。ユーザーの視覚的な負担を軽減する意味でも、メインカラーを決めたうえで多くても4色程度に抑えるのがおすすめです。

特に複数の色をデザインに利用する際は、補色の関係を頭に入れておくと便利です。

独自性のあるコンテンツを入れる

ホームページ制作では、独自性の高いコンテンツを組み込むことが大切です。特に検索順位の上位を狙う場合は、独自性の高いコンテンツを組み込んでください。Googleでは独自性が高いコンテンツが上位表示されるアルゴリズムを採用しています。

アルゴリズムに評価されなければ、まず検索上位に表示されることはありません。とはいえ、どのようなコンテンツが独自性が高いと言えるのかわからない人も多いはずです。そこで、独自性が高いコンテンツを配信するためには以下3つのことを意識するのをおすすめします。

  • 自分の知見をもとに独自の意見を加える
  • 体験談を交える
  • アンケート結果の開示

素材にこだわる

ホームページを制作する際は素材にこだわりを持ちましょう。ホームページを制作する際は画像や写真、イラスト、アイコンなどさまざまな素材を利用します。しかし、画像などの素材にコストをかけないと、チープなホームページに仕上がってしまいがちです。

特にフリー画像などを利用していると、他社のホームページと被ってしまう場合も考えられます。そこで、コストを割けるのであればadobeShutterstockなどのWebサイトを利用してください。

もし、そこまでのコストが割けないのであれば、せめて画像を加工しましょう。CanvaなどのWebサイトを利用すれば、無料で画像の加工に取り組めます。

レスポンシブ対応をする

ホームページを制作する際はレスポンシブ対応を忘れてはいけません。特に現代はモバイル端末が全盛であるため、PCのみに対応したデザインをしていると、ユーザビリティを満たせません。

実際にインターネットの利用動向を開示している総務省の「令和2年 通信利用動向調査の結果」を参照すると、PCの保有率が69.1%であることに比べてスマートフォンの保有率は83.4%を記録しています。以上のことを踏まえると、スマートフォンからの検索率も高くなっているはずです。

スマートフォンから流入してくるユーザーのユーザビリティを満たすためにも、レスポンシブ対応は実施するようにしましょう。

ホームページ制作の注意点

ホームページ制作の注意点は3つあります。すぐに実行できる注意点も紹介しているので、ホームページ制作に取り組んでいる人は参考にしてください。

見出しのポイント
  • デザインを凝りすぎない
  • 制作後は継続して更新する
  • 効果検証・分析改善をおこなう

デザインを凝りすぎない

凝ったデザインは採用しないのがおすすめです。特にアニメーションはそれほど組み込まないようにしてください。なかにはスクロールするごとにアニメーションを設定しているホームページもありますが、奇抜なデザインはユーザーが求めていません。

さらに、こだわったアニメーションを組み込みすぎると、読み込み速度の低下にもつながります。読み込み速度が遅いとユーザーが離脱してしまう原因につながるので、なるべくシンプルなデザインにしましょう。

アニメーションで他社との差別化を図るのではなく、あくまでもコンテンツの内容で差別化を図るようにしてください。

制作後は継続して更新する

ホームページを制作したら継続して更新してください。ホームページが更新されていないと、ユーザーからの信頼性を獲得しにくいです。

株式会社プラストが実施したアンケートによると、更新されていないホームページに対して「営業しているか不安になる」と回答した人は49.8%にも及びました。さらに、32.6%の人は取引しようと思わないとも回答しています。

以上のことを踏まえると、ホームページの制作後に更新しないと、ビジネスチャンスを逃していることになります。何ヶ月もホームページを更新していない企業はこの機会に更新頻度を見直して、定期的に更新するようにしてください。

効果検証・分析改善をおこなう

ホームページは闇雲に更新していれば良いものではありません。定量的かつ定性的なデータをもとにして、分析と改善に取り組む必要があります。もし、分析と改善に取り組まなければ、質の悪いコンテンツが放置されて、ホームページの評価を下げているかもしれません。

そこで、ホームページの分析や改善に取り組む際は以下のツールを利用してみてください。

ホームページの分析・改善に役立つツール特徴
Googleアナリティクスページビュー数やセッション数などを無料で測定できる
Googleサーチコンソールサイトにアクセスするまでの検索キーワードを把握できる
PageSpeed InsightsWebサイトの表示速度を解析できる

以上のツールを駆使して、適切な改善に取り組みましょう。

まとめ

この記事で重要なポイントは以下の通りです。

この記事のまとめ
  • ホームページ制作でやってはいけないことは多岐にわたること
  • ホームページ制作後の運用も大切であること
  • 継続的な分析と改善が集客につながること

ホームページでやってはいけないことは多岐にわたります。確かな知見をもとにホームページ制作に取り組まないと失敗する可能性もあるので、自信がない場合は専門業者に依頼することも検討してください。

戦略立案から制作までワンストップで依頼できる失敗しないホームページ制作

Webサイト制作・構築

失敗しないホームページ制作すなら、実績と知識が豊富なプロに依頼してみませんか?

  • ホームページ制作で失敗したくない
  • 制作実績や知識が豊富なプロに依頼したい
  • ホームページ制作が得意な制作会社を探している

ホームページ制作なら
THINkBALにお任せください

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。